車検切れの車を車検に出す方法:サムネイル

車検切れの車を車検に出す:3行まとめ
  • 車検切れの車は公道を走ることが出来ず、違法行為には重い行政処分・刑事罰が科される
  • 仮ナンバー発行で持ち込み車検をする場合には、半日から1日と手間がかかる
  • 業者引き取りを利用する場合には、陸送費1万円前後が車検費用に上乗せされる(距離・時間により費用は変化)

車検切れの車を車検に取る場合の質問をいただきました。

 

Q:最近全然車に乗らなかったので、気が付いたら車検が切れていました。

車検が無いので公道が走れないわけで、車検を取ることをこのまま業者に依頼することになるでしょうか?

また車検を取るにはどうするのが一番なのでしょうか?

よろしくお願いします。

 

質問した方は業者に車検取得を依頼するということですね。

車検切れの車で車検を取る場合には、業者に任せる以外の方法もありますが、費用の面も併せて解説していきます。

車検切れの車を車検に出すとき方法

まず車検切れの車でも問題なく車検を受けられますが、車検切れでは公道を走らせることが出来ません。

車検切れの車で公道を走らせた場合においては次の違法行為に問われ、また車検が切れている状態では自賠責保険も切れている場合がほとんどであり、これについても違法行為として問われます。

車検切れの車を公道で走らせた場合の罰則等

  1. 「無車検運行による道路運送車両法」
  2. 「無保険運行(強制保険が無い状態で公道を走行すること)」

⇒警視庁ホームページ:交通違反の点数一覧表

どちらも行政罰において前歴がない状態でも6点の違反点数が加算されますので1回で免停処分になります。

また、無保険運行には刑事罰の適用があり「6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金」が科されます。(道路運送車両法第58条1項・108条より)

このように車検切れの車が車検を受けるには、公道を走らせることが出来ないという制約がありますので、普段行っているような持ち込みによる車検申し込みをすることが出来ません。

そのため、車検を受けるならば「業者に引き取りに来てもらう」または「仮ナンバーを発行して車検場・整備工場まで持ち込む」といった、いずれかの方法で行われます。

業者に引き取りを依頼して車検を取る場合

比較的分かり易いのは、車載車という車を運ぶためのトラックを利用することで整備工場や車検場まで運ぶ方法です。

この方法は、車検に掛かる費用に陸送費を上乗せするといった形で行われます。

車検費用に上乗せされる陸送費については、主に輸送距離・時間によって変わってきますが、平均的には1万円前後が相場です。

車検の費用を安くしたいと考えているときには、この1万円前後の上乗せは大きな影響ですね。

仮ナンバーを取得して車検を取る場合

仮ナンバーを取得して車検場まで運ぶ方法ですが、「ユーザー車検を行う」と「業者に車検を依頼する」状況に分かれます。

こちらで説明しているのは、業者に車検を依頼する状況になります。

仮ナンバーの発行自体は1000円ほどの費用ですが、車検切れの場合には同時に自賠責保険が切れていることが多く、自賠責保険についても先に支払う必要があります。

自賠責保険は車検を取る前提で仮ナンバーを発行する場合には25か月で購入することになり、自家用乗用車の普通車では26,680円であり、普通に車検を通した場合の24か月購入25,830円との差額は850円の差と大きくはありませんが、これも余分にかかる費用ということになります。

仮ナンバー取得で車検の判断ポイント

仮ナンバーの場合には自賠責保険料を車検を受けるよりも早く支払うことになることも大きな問題になりますが、最も大きな問題としては仮ナンバー取得の手間です。

車検切れの車以外に使える車が無いとすると、主に次のような手順になります。

  1. 陸運支局まで行って自賠責保険を25か月分購入
  2. 最寄の役所にいって仮ナンバー所得申請
  3. 仮ナンバーを装着後に車を整備工場に自走後、仮ナンバーを外す
  4. 最寄の役所にいって仮ナンバー返却

ここで1,2,4を車以外の交通手段で移動する場合に、それぞれの場所が大きく離れている場合には、仮ナンバー取得について半日から1日掛かるほどの手間になります。

業者の引き取りと自分で持ち込み:どっちが良い?

業者の引き取りと自分で持ち込みをして車検を取得することのどちらが優れているかは、費用と手間のいずれかを取るかということで変わってきます。

業者の引き取りを依頼した場合には、陸送費によって1万円前後かかりますので、この費用が惜しいという方、または時間が比較的とれるという方は仮ナンバーを取得して自分で持ち込みをするべきです。

反面、時間が取れずに半日から1日掛かるような場合に、陸送費以上に損失がある(仮ナンバー取得に掛かる時間を仕事などをした場合に陸送費以上に稼げる方など)場合には、業者の引き取りを利用するほうが望ましいです。

引き取りと持ち込み:費用を具体的に比較する

車検切れの車で車検を受ける場合の陸送について、具体的な金額的な比較をすれば、陸送費が仮に1万円とした場合には、仮ナンバーの取得において2千円ほどかかりますので、差額は8千円であり、半日から1日掛かりの作業を業者に8千円で任せるという判断になります。

ただし、多くの場合にはユーザー車検を利用する場合を除けば、結局持ち込み査定においても業者の世話になるために、多少陸送費が掛かっても業者引き取りを利用するケースが多いです。

⇒引き取り費用見積もりなど最寄の車検業者を探す場合はこちら

車検切れの車を車検に出す方法:まとめ

ユーザー車検の話もしましたが、基本的には業者に依頼するというほうが無難です。

役所など行ったり来たりすることを車無しで行うのは大変面倒な地域も多いために、電話一本でお金を出せば出来る業者代行がオススメです。

また、車検が無い場合にも公道は走れないにも関わらず、登録されている車(ナンバーがある状態)ならば税金がかかりますので、お早めに行動することが望ましいです。

もし、車を使わないなら一時的に登録を抹消できる廃車手続きがあります。

比較的長めに車検を取らずに車を保有しておく場合は、税金がもったいないので廃車手続きをしておくと、使えない車にも関わらず税金を払わなければいけないということを避けられます。

以上、お役立ていただけたら幸いです。

なお、休日に車検を依頼したいという方は最近は車検チェーン店がありますので詳細を確認してみてください。

⇒ほどほどの費用で休日でも車検が受けられるサービス詳細はこちら