車を売ったら税金は?

車を売ったら税金:3行要約

車を売った場合の税金などの多くは査定額に含まれて間接的に還付されるが、査定見積書などにおいて確認することは重要

任意自動車保険は別途手続きが必要で、車の買い替えなどにおいては新しい保険に前払いの未経過分は引き継がれる

還付される金額は自動車税とリサイクル料金は満額で未経過分を取得できるが、その他は満額では計算されない

 

車には税金や自賠責保険など前払いの費用が多くありますが、これらは基本的に1年、またはそれ以上の期間について前払いしています。

 

例えば、自動車重量税であれば乗用車の場合に車検時において2年間の前払いをしています。

 

これらの前払い費用は車を売った時にどうなるのかを知っていますか?

 

こちらでは、車の税金や自賠責保険など、前払いした費用がどのように扱われるのかを見ていきます。

車査定額に含まれて間接的に還付

車の前払いした費用に関しては、車査定額に含まれて間接的に還付されます。

 

ただし、任意自動車保険についてのみは車を売った先で査定額に含まれるということはなく、自分で手続きをする必要がありますので注意が必要です。

 

次の5つが車関連の前払い費用です。

 

車の前払い費用
  • 自動車税
  • 自動車重量税
  • 自賠責保険
  • 任意自動車保険
  • リサイクル料金

 

これらはリサイクル料金を除き、未経過分について評価されるものであり、例えば自動車税は4月から翌年の3月にかけて1年間の前払いをしています。

 

2月に車を売った場合には1か月分の前払い自動車税が査定額に評価されて、間接的に還付されるという形です。

 

また、自動車重量税と自賠責保険に関しては、「車検残」として評価されることが多いのですが、残念ながら自動車税ほど明確に割り切れない部分もあるからか、車検残については自動車税ほど明瞭に還付されません。

 

リサイクル料金は「車の売却」であれば、車を廃棄処分しているわけではないので預託分を返却されますが、こちらも車査定額の評価に含まれています。

 

このように任意自動車保険以外においては、車の査定評価に含まれますので、必ず査定評価の見積書や計算書を確認して、還付が行われているのかを確認するようにしてください。

 

次にこれら項目を細かくみていきたいと思います。

自動車税は月割還付

自動車税は4月1日から1年分を先払いします。

 

とはいっても、実際に支払いは5月末となりますので、2か月分については先払いなのか後払いなのか良くわからない状態です。

 

いずれにしても3月末までの1年間分を前払いしていますので、車を売った次の月から3月までの分は還付されます。

 

なお、基本的に車を売ったときには査定額に含まれています。

 

そのため、業者の査定額内訳が分かる場合には、含まれていないとしたら指摘するようにしてください。

 

大手業者では基本的にはこういったことはありませんが、中小の場合には自動車税分の評価が抜けている場合などがあるかもしれません。

軽自動車税の月割計算による還付はない

自動車税は月割による計算は、自動車を廃車した場合において国から還付されるために、車売却時においてはしっかりと月割評価されて間接的に還付されるということでした。

 

しかしながら、軽自動車税にはこの月割還付の概念がないために、業者側でも軽自動車税未経過分に関しては評価しない場合があります。

 

このことは逆に車を購入する場合に、課税が認識される4月1日に所有者で無ければ、つまりは4月2日に軽自動車の届出をすることで、364日分の軽自動車税を節約できることを意味します。

 

良心的な業者は月割による軽自動車税の評価をするかもしれませんが、月割計算の根拠がない軽自動車税においてはそれを期待できないことを知っておきましょう。

自動車重量税は車検評価の一部

自動車重量税は車検残として扱われる場合が多いです。

 

こちらも月割りで評価されて、査定額の中に含まれて車オーナーに還元されますが、自動車税ほど分かりやすく計算しないこともあり、未経過分について満額で評価されるということはないことを知っておきましょう。

 

なお、今回は車を売る場合ですが、自動車重量税は廃車をしたときに直接的な還付を受けることが出来ます。

 

これは次に話す自賠責保険においても同様であり、還付の根拠は廃車時の取り扱いによるものであると考えられます。

自賠責保険も車検評価の一部

自賠責保険の未経過分に関しても、自動車重量税と同様に車検残として評価されます。

 

月割りで評価されることや査定額の中に含まれる点、廃車をしたときに還付を受けることが出来ることについても自動車重量税と同様です。

 

自動車重量税同様に、未経過分については満額で評価されることはなく、車検残評価は自動車税ほど分かりやすく評価増されるものでないことを覚えておきましょう。

任意自動車保険は個別に手続きが必要

自動車保険については1年前払いをしたときには、未経過分について還付請求をすることが出来ます。

 

保険会社によって条件は異なりますが、基本的には未経過であるなら還付されるでしょうから、忘れずに行いましょう。

 

解約したら保険料の返金はある_ I チューリッヒの自動車保険
解約したら保険料の返金はある_ I チューリッヒの自動車保険 出典:https://www.zurich.co.jp/car/faq/2/2/10/1433/

 

なお、これはあなたから申し出を行わなければいけませんから、車を売った場合にはすぐに手続きをするようにしてください。

 

逆に前払いではなく月払いであれば、保険の中止をしなければ無駄にお金を払うことになるでしょう。

 

また、車の買い替えなどにおいては車両入替手続きとなるために、お金として還付されるというよりは未経過分の前払い保険料を、新しい保険に充てるという形になります。

 

リサイクル料金は必ず返してもらう

廃車時に使用されるリサイクル料金ですが廃車ではなく売却ですから、売主は売った相手にリサイクル料金を請求する権利があります。

 

査定においては他と同様に、査定額の中に含まれているケースがほとんどですから、内訳について契約書などを確認してみましょう。

 

リサイクル料金は1万円から1.5万円であり、正確に計算したい方はリサイクル券を見るか、ネットから確認するようにしましょう。

 

 

なお、売却時にはリサイクル料金を回収することはできますが、廃車のときには当然にリサイクル料金は帰ってきません。

車を売ったら税金は?まとめ

基本的には査定額に含まれて戻ってくるものが多いですが、任意の自動車保険についてはこちらから申請しなければいけないので注意してください。

 

また、査定額の中で評価されるというのは適切に評価されているかどうか、確認することが損をしないためには重要です。

 

できる限り高く売ることができれば越したことはありませんが、こういった損をしないために小さな部分をしっかり確認するということが重要です。

 

車を売る時には明細をしっかりと確認して、適切に査定額の中に評価されているのかを確認するようにしてくださいね!

 

お役立ていただければ幸いです。