概算額はメーカー系の公式サイトで「登録なしの1分」で見ることが出来るが精度は良くない
車を売るときに「概算額を知っておくと安売りして損をしない」は本当
査定額の交渉が苦手な人は業者を競争させると良い
車査定相場を概算額で知りたい場合には、「一括査定を使う!」なんて広告をよく見ますよね。
実はこれ、車を売る場合には正しいのですが、それ以外の場合には別に査定なんてしなくてもいいのに!なんて思うはずです。
こちらでは、来る査定相場の概算額を登録なしの1分で分かる方法をみていきます。
なお、車を売るために概算額を知りたいという方は、交渉に役立つ相場情報が手に入るサービスを使うと「車をうっかり安売りして損」しません。
しかも無料で使えるので、売るつもりで概算額を知りたい方は使ってみてください。

ページの内容
車査定概算額を見る方法
とりあえずの価格を知るならメーカー側が用意している下取り参考価格を調べるサイトが手軽で早いでしょう。
例えばトヨタでは、こちらのページから調べることが出来ます。
日産ではこちらです。
それぞれの特徴は、国産車ならどのメーカーもサポートしている点です。
もし、知りたい車の情報があるのなら、上の二サイトが最も有名な車査定概算額を見る方法です。
実は概算額の精度はあまり良くない
トヨタと日産のサイトでの査定額は同じぐらいだったでしょうか?それとも少し異なるでしょうか?
それぞれのサービスによって価格差はあれど、本来であれば同じ相場で落ち着くはずですが、実際にはかなり差が出ることがあります。
試しにトヨタアクア4年落ちグレードGを、トヨタのサイトと日産のサイトで概算額を調べてみました。

トヨタでは「86万円の車査定相場概算額」ですが、日産はどうでしょうか?

日産の下取り参考価格シミュレーションでは、トヨタアクア4年落ちグレードGは「68.5万円から84.5万円の車査定相場概算額」でした。
アクアがトヨタの車だからなのか分かりませんが、日産のサイトよりも高めに出ていることが確認できます。
このように車査定相場を概算で見た場合には、その精度はそれほど良くないことが分かりますね。
概算額の精度が良くない理由
多くの方はもっと高いと思っていた!というのが感想のようですが、これは仕方がないことなのです。(ちなみに相場を比較した結果、メーカー公式サイトでは高めの概算額が出ていることが判明しました!)
実際にあなたの車を見て判断しているわけではありませんから、正確な額を算出することが難しいのです。
実際の車を見ていない以上は無難なところで価格をつけるしかありませんからね。
そのため、概算額であることを知ったうえで利用する必要があります。
メーカー公式サイトで見れる概算額の利用方法
下取り参考価格を調べるサービスは、車をまだ売るつもりは無いけれど価値だけは知っておきたいということに向いているわけで、車を高く売りたいということについてはそれほど有用な情報ではないのです。
実は残念なことに調査の結果、これらの概算額は実際の下取り額よりも高めに表示していることが多い、ということが分かりました。
車の状態によってもメーカー側の意向によっても変わってくるものですが、実験調査結果が気になる方は別ページで詳しく解説していますので、ご確認ください。
車査定の概算額を利用する注意点
先ほどのサービスは車を見ないですぐ概算額を表示してくれるものですから、車を売るつもりがないときには情報の正確性はまだしも興味は満たせますよね。
でも、今から車を売りたい。そのときには出来れば高く売りたい、最低限安く売って損はしたくないと考えている方にとっては使い勝手が悪い情報ということをお話してきました。
情報というのは、正確性や有用性ということを気にしなければいけませんから、実際に何かに役立てるということについてはそれほど有用なものではないのです。
では、車を売る場合にはどのような情報を利用すればよいのでしょうか?
車を売るときは使える相場情報を知る必要あり
車を売る場合においては、実際に車を見て査定をする必要があります。
トヨタや日産の概算額を調べた方ならわかると思いますが、車の価値情報を調べるときに必要なものがなかったことに気が付いたでしょうか?
- 車種
- 年式
- 走行距離
- グレード
- 修復歴(大きな事故をしたかどうか)
- 車体色
メーカー系の概算額を見るサイトでは、「車種「と「年式」、「グレード」だけの選択でしたが、やはり少なくとも「走行距離」を入力しなければ、ある程度役立つ相場概算額がわからないのです。
それによってあなたに車の価値は正確に算定され、高く売るという目的に合致した情報を取得できますし、実際に車を売るときにも情報の取得と売買の準備を同時に行うことが出来ますので手間もかかりません。
安易に一括査定は使わない
とりあえずの査定額でも良いので、車買取の概算額でも気休めでも良いので見ることは出来ませんか?という質問を受ける機会は多くあります。
その質問の意図というのは実は大きく2つあって、車はまだ売るつもりはないのだけど価値だけは知っておきたいという場合、そしてもうひとつは車を売りたいから価値を知りたいというケースです。
車を売る気がないのに、車を売るための査定サイトを利用してしまうと売るつもりが無いのに営業をかけられて非常に困るというものです。
売る気が無いのに営業された!というのはまさにこのことで、一括査定サービスの利用方法を間違えてしまっているときに発生するものになります。
逆に売るときの概算額として利用したいと考えているならば、最適な情報を提供しそうですが、概算額の使い方によっては逆に損をしてしまうなんていうケースがあるので難しいものです。
車を売るときに一括査定を使う理由
これは車買取店が「車を高く買います!」なんて宣伝しているのですが、本当は車を安く買いたいと考えている、また実際そうしていることが原因です。
このため、間違った情報を利用して査定に臨んでしまったがために、相場よりも著しく安い金額で手放してしまうなんていうことも往々に起こっています。
しかも、車買取業者が高く買ってくれた!とオーナーは感じるので非常に業者にとっては良いものとなっていますが、知らず知らずのうちに車を安く売ってしまっているということは、このようなことから気がつかないものなのです。
これらの目的を効率的に達成するためには、インターネット査定サービスは目的に応じて使い分けないといけません。
例えば、情報を入力してすぐに査定額がわかるサービスでは興味本位で知るのなら良いでしょうけど、車を高く売りたいという方にはそんなに役に立たないということです。
車を売るときに役立つ概算額を知る方法
ネットで車を売るときには、査定申し込みサービスを利用するわけですが、このサービスにも種類があります。
長く運営している老舗から、最近シェアを拡大しているサービス、あまり大きな声では言えないけれど高く売るためにはオススメできないサービスなどもあります。
今回は概算額を知りたいということですから、それに特化したサービスを確認していきます。
車価値を概算で知っておきたい理由
実際に査定を受けたら額は確定するわけですが、その前に査定額を知っておきたいと思いますよね。
私なら実際に査定を受ける前に知っておきたいと考えますけど、あなたはどうですか?
車価値を知っておくと良いのは、あなたの車をいくらで買うかで査定額を出していて、可能ならば車を安く買おうと試みるため。
この時に車価値を知っていないと、うっかり車を安売りしてしまうことがあるため、本来の車価値を知っておくことで、このような損を防ぐことが出来る。
事前に査定額の概算を知っておけば心の準備もできますから、安心して査定を受けられます。
査定は概算額が出るものを使う
これらサービスの特徴は、車を高く売る上で大切な査定額の比較が簡単に出来る、というよりも査定申込みは手間が掛かって面倒なので手抜きできることにあると思います。
このように査定会社を統括しているようなものですから、どの程度の査定額で買われているのかを、まとめた結果をユーザーに配信しています。
概算額がわかる査定サービスは限られているので、車の価値が良く分からない場合は概算額を教えてくれるサービスを使うべきです。
買取業者と交渉をする前に概算額がわかれば、業者との話し合いをスムーズにすることができます。
なぜ業者と査定交渉がスムーズになるのか
その理由は業者は最初に査定額を言わないことが多く、先に来た業者よりも少し高い金額を提示していくからです。
また、最悪のケースでは車価値を知らずに車を安く売ってしまうなんてこともあります。
このような損を避けるために概算額を知ったうえで車査定交渉をするようにしましょう!
なお、この概算額は過去に査定を受けた似たような条件の車で算出していますので、役立つ概算価格情報ですね。
車を安く売らないためには交渉は必須
車を売る時にはその車の相場を知ることは大切ですが、それよりも大切なのは業者と交渉をすることです。
その理由は、業者とあなたの利害が対立しているからで、業者は車を安く買いたい、あなたは車を高く売りたいはずです。
このような状況では、車を高く売ることは一筋縄にはいきません。
ただし、利害が対立しているから高く売るのは難しいというのは昔の話であり現在は違います。
複数業者と査定額を比較して交渉するという方法が一般の方でも簡単にできるようになりましたので、交渉の経験が無くても車を安く売って損をすることを防ぐことができます。
ただ業者に高く車を買ってくれ!と要求しても当然にそのようにはしてくれませんが、他社の査定額を持って金額的な交渉をすることで査定額を伸ばすことができるでしょう。
交渉が苦手な方も得意な方も経験や能力問わずに利用できる方法ですから、車を売る時には参考にしてくださいね。
金額的な交渉をすれば業者も査定額をつけるしかありませんから、使えるものはうまく使ってあなたの車を高く売る上で役立ててくださいね!
車を売るというのは、業者も安く買いたいという思惑があるので、普通に売ると難しいものです。
ただ、あなたが行う方法によって数万円から数十万円、または100万円単位で変わってくる場合もあるでしょうから、ぜひ損の無い方法をとって欲しいと考えています。
そのために、これら情報を参考にしてくださいね!
お役立ていただけたら幸いです。
買取査定額に近い概算額を知りたい場合
買取価格に近い概算額というと結構難しい要求だったりします。
というのも、実際に車を見てみないと車の価値というのは分かりづらいからです。
それでも買取業者はある程度車価値をあてることができるのは、車の年式と走行距離・グレードと事故車かどうかであたりを付けることができるからなのです。
その点で当サイトでも車買取業者が車価値を概算で考える資料を使って車価値を計算しました。
車を売る前にどのぐらい価値があるのか、買取額の目安になりますので、利用してもらえたらと思います。
例:トヨタアクア3年落ち車査定の概算額
トヨタアクアの3年落ちをグレードで比較しています。
建てが買取価格で横が走行距離、一つの表がグレード別になっていて、それぞれの点が実際の車相場を表しています。
概算相場表を算出するときの特徴
- 過去1か月分のデータを利用
- 予測しない
- データを複雑に見ない
算出方法としては、業者オークションでの価格成立のデータに買取業者の利益分を考慮して参考相場を算出しています。
さすがに業者オークションのデータをそのまま表示することは出来ないことは分かってください。
最大の特徴は過去1か月分のデータを更新しているという点で、車を売るときに役立てることが出来ますから役立ててくださいね。
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