車の価値を決める要素として走行距離が挙げられます。

 

走行距離が多い車は当然に老朽化していることが考えられ、ある意味で妥当な車評価をすることができる指標ですね。

 

さて、こんな車価値を測る指標の車の走行距離が分からない場合には、車を売るときの評価はどのようになってしまうのでしょうか。

 

今回の質問はそのような内容になっています。

 

走行距離不明車というのは、メーター戻しの痕跡やメーターを交換した場合に、過去の走行距離がわからない車をいいますよね。

 

このような車は買取を依頼することが出来るのでしょうか?

 

また買取を依頼したときの査定額はどの程度不利になるのでしょうか。

 

よろしくお願いします。

 

走行距離が分からない車は、意図的にそうしている場合もありますし、不可抗力もあります。

 

たとえばメーター周りを社外品に付け替える場合や、事故などでメーター周りを破損してしまう場合もあるはずです。

 

また、進みすぎた走行距離をごまかしてうまく車の価値をあげるためにメーターを交換する場合もあります。

 

このようなときには走行距離が分からなくなるわけですが、実際に買取はされるのでしょうか?

 

査定金額がどうなるのかということもあわせてみていきましょう。

査定額は落ちるが買取可能

走行距離が不明であっても車としての価値はありますから、基本的に買取は出来ますが、どうしても査定額は落とされてしまいます。

 

業者側の立場から見ると査定額を落とす理由は次の2つがあります。

 

  • 買い叩く材料として査定額を落とす
  • 転売時に儲けが出ないと困るのでリスク分をとるために査定額を落とす

 

いずれにしても業者が走行距離不明車に対して査定額を落とすのは、商売的な理由な理由ですが、特に注意したいのは前者の買い叩く材料として査定額を落とす面です。

 

車買取業者はあなたから仕入れた車を基本的には業者オークションで換金する転売ビジネスですが、安く仕入れた分だけ利益が増えますから、買い叩く材料があれば出来る限り安く評価したいところです。

 

落ち度があればその部分を突かれるという点について、普通に生活している現場以上に注意して取り扱って欲しいと思います。

 

次に気になるのが査定額がどの程度落ちるというところでしょう。

走行距離不明車の金額的影響

走行距離が不明ですから、車の状態から類推したりパーツとしての価値を積み重ねたりというところで価値は決まるでしょうが、実際はもっと複合的に判断する場合がほとんどです。

 

とはいえ、業者が見るのは業者オークションで取引されている金額とあなたの車との差を考えるぐらいで、緻密な計算をしているわけではありません。

 

買取した車で転売したら損をしてしまったというケースがあることから分かるように、業者の行動自体も全てが完璧ではないのです。

 

このように走行距離不明車であっても、実際のところはオークションの走行距離不明車がどの程度で取引されているかというところが査定額の基準となって、後は業者がどの程度リスクを取れるかで査定額が変動するような形です。

走行距離が分からなくても高く売れる車

走行距離が進んでいても高い評価が受けられる車も存在しますが、パーツ単位での価値も高く、特に古い車で使い古されても意外に査定額が付く車です。

 

このような車は仮に走行距離がわからないとしても車として人気があるような場合にはそれほど不利にはなりません。

 

ここでいう走行距離が不明でも不利にならないという車種は、トヨタハイエースなど利用価値の高い車です。

 

特にマニュアルシフトのディーゼルエンジンの場合には、輸出での需要がありますのでそれほど不利にはならないはずです。

 

これとは逆に流通数が多い大衆車の場合には走行距離が分からないことは不利に働きます。

 

というのも、流通数が多いわけですから、わざわざ走行距離が分からない車を購入する人が少ないからです。

 

それぞれに共通して言えることは、その車が市場で需要があるかどうか、供給面まで見た上で決まる価格なのです。

意外に多い走行距離不明車

走行距離がわからない車というのは意外に多いことをご存知ですか?

 

そう、あなたの身近には思っているよりも多くの走行距離不明車が存在しています。

 

メーターを交換した痕跡があれば、仮にメーターを交換していないとしても走行距離不明車になってしまいます。

 

さらにあなたが中古で買った車が過去にメーターを交換していた場合には、あなたに過失が無くても走行距離不明車となります。

 

このことから、走行距離不明車ということは査定してからわかることも多く、意外に流通しているのです。

 

そのため、中古車で買った場合には過去にメーターを交換している可能性もありますので、走行距離不明車といわれても仕方ない面があります。

車買取業者としての事情

車買取業者としては、走行距離が明確でないとどうしても査定を落とさざるを得ません。

 

これはあなたから車を仕入れた後にすぐ業者オークションで換金するためです。

 

実は業者オークションでは成立している相場で車が売れることが多いために、車種と年式・走行距離や色などがわかればかなりの精度で売却価格がわかるのです。

 

ここで走行距離が不明ということでしたら、業者オークションでも換金するときに査定額が低くなってしまうわけです。

 

つまりは、業者オークションで換金出来るだろう金額と、あなたの車との差をどのぐらい余裕を取るかによって、査定額がどの程度低下させるかということが、業者の裁量によって決まるわけです。

 

そのため、ひとつの業者に対してだけ査定を依頼することはとても危険なことなのです。

弱みとして交渉されないことが大切

走行距離不明車は残念ながらここまで説明したように査定は低下してしまいます。

 

一番の原因は市場での動向ですが、二番目には業者の裁量が、走行距離不明であるということで査定額を低下させる要因ということでしたね。

 

ここで注意して欲しいのが、走行距離不明車の売却には査定額は落ちてしまいますが、それでも全く売れないということはありません。

 

特に輸出に強い業者や車種の場合には、査定額が低下するという作用も小さいものになります。

 

つまり、走行距離が不明であっても実際に車を見てみないと車の価値は分かりづらいものです。

 

特にインターネットで車価値を調べるような場合には、走行距離が分からないと価値の算出も出来ませんからね。

 

このような事情もあって、査定に出してみていくらになるかを試してみるということが大切です。

 

一番良くないのは、どうせ高く売れないと決め付けて適当な業者に売ってしまうことで、多くの場合には安く売ってしまうことになります。

 

しかし、実際に査定に出してみると思っているよりも高い査定額がつくこともしばしばですから、まずは査定に出してみるということが大切なのです。

 

その上で出された査定を業者間で比較すると、この車の価値がある程度つかめるので、そこから交渉をするというのが最も損なく車を売ることに役立ちます。

 

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以上、「走行距離不明車は買取査定に出せるか?」でした。

 

お役立ていただけたら幸いです。

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