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親・他人名義の車を売る方法:3行まとめ
  • 親名義の車を勝手に売ることは出来ない
  • 車を売るなら親の同意のみならず、親に代行して書類を集める必要がある
  • 所有者が遠方の場合・他界している場合は手続きが面倒になる

親名義の車を売ることはできるのでしょうか?

車を売るときには、基本的に名義人処理の書類が必要になるために、親名義の車を売るとなれば難しいような気がします。

親名義の車を売るときには、何も金策のために売るというよりは、死亡してしまった場合や判断能力を失ってしまった場合など多岐に渡るでしょう。

このように、高齢社会となってしまった現代の日本では、親名義の車を売るということも増えてきますね。

こちらでは親名義の車を売るときの手続きを見ていきたいと思います。

親・他人名義の車を勝手に売ることは出来ない!

親名義の車を勝手に売ることは出来ません。

このことは車に限らずすべてのものに言えることですが、車の場合は名義が法的に定められていることもあり、たとえ親の合意があったとしても、それを書類で表す必要があります。

この時に必要な書類は次の3つです。

名義変更代行に必要な書類
  • 譲渡証明書
  • 委任状
  • 印鑑証明書

譲渡証明書と委任状には、所有者の実印が必要であり、それを証明する印鑑証明書が必要になります。

委任状は国土交通省からダウンロードしてプリントアウトして利用することが出来ます。

⇒国土交通省:譲渡証明書のダウンロード

⇒国土交通省:委任状のダウンロード

家にプリンターが無い場合

過去にはパソコンを買うと何かとセットで買うことが多かったプリンターですが、現在ではノートパソコンを購入する層が多いことで、家にプリンターが無いというケースも少なくありません。
そういった場合にはセブンイレブンのネットプリントを使うと、ネットからファイルを送信してコンビニのコピー等複合機で印刷できるので便利です。
もちろん、他のコンビニでも同様のサービスはやっています。

⇒セブンイレブンのネットプリント

同居をしている場合や近くに住んでいる場合にはそれほど手間にはなりませんが、遠方にいる場合は手間がかかりますので、売却に日数が制限されている場合には注意が必要です。

なお、続いて親名義の車を売るときの手続きを説明していきますが、こちらでは近所に住んでいる親に代わって手続きを代行するということを前提に説明していきます。

親名義の車を売るときの手続き

名義が異なる場合でも必要な書類を用意すれば、問題なく売却することができます。

基本的には、名義変更をしてから車を売る場合と委任状・譲渡証明書を用意して車を売る場合があります。

今回は親名義ですが、友人や親戚の場合も同様の手続きとなります。

なお、業者においても売却における名義変更などを代行依頼するときには、委任状と譲渡証明書を用意して業者に委任する形になりますので、ある意味では良く行われていることといえます。

名義が異なる車を売るときに用意する書類

おさらいになりますが名義が異なる車を売るときには3つの書類が必要になります。

名義が異なる車を売るときに用意する書類
  • 所有者の印鑑証明書
  • 実印が捺印された委任状
  • 実印が捺印された譲渡証明書

所有者の印鑑証明書に合わせて、実印が捺印された2つの書類が必要です。

このように、所有者に協力してもらわないといけませんが、書類の数もそれほどでもなく簡単です。

印鑑証明書の有効期限

印鑑証明書を必要としますが、この有効期限は発行から3か月です。

車の名義変更を予定していて事前に印鑑証明書を取得しておくということであれば、あまり早い期間に取得すると有効期限の関係で再取得しなければいけない状況になります。

とはいえ、印鑑証明書を日常的に発行するという状況はほとんどなく、必要になってから発行する場合が多いですので、特に問題になることはありません。

亡くなった親の車売却

所有者が死亡しているときの手続きをする場合には、名義を変更したのちに車を売却する形になります。

これを移転登録といいます。

対応する陸運局で500円ほどで行うことができますが、そろえる書類が非常に大変です。

それには車を相続できる権利がある人全員から「遺産分割協議書」に実印を捺印かつ署名してもらう必要があります。

死亡の場合には相続関連の書類を集める必要あり

所有者が死亡しているときも売却に必要な書類以外に相続関連の書類を揃えることで車を売ることができます。

基本的には、車を売ったり、廃車したりするときに、相続人へ名義変更をする必要があります。

名義変更を第三者へ依頼するときには、委任状に相続人全員の実印を押印する必要があります。

相続人が一人相続人が複数で一人が相続相続人が複数で共同名義相続
  • 戸籍謄本
  • 除籍謄本
  • 相続人の印鑑証明
  • 車庫証明書
  • 相続人全員が確認できる戸籍謄本
  • 除籍謄本
  • 相続人全員の印鑑証明書
  • 車庫証明書
  • 遺産分割協議書
  • 相続人全員が確認できる戸籍謄本
  • 除籍謄本
  • 相続人全員の印鑑証明書
  • 車庫証明書

なお、車庫証明は死亡した所有者と同じであれば必要がありません。

相続人が複数いる場合において、該当する全員の印鑑証明書を取得しなければいけないところが非常に手間がかかるところです。

正直、相続する車を一人の意思だけで明日すぐ売るというようなことは非常に難しいのではないでしょう。

手間がかかる印鑑証明書集め

さらに全員分の印鑑証明書が必要となります。

車を相続できる権利がある人はある家族の父親が亡くなったときには、その奥さんと子供全員とかなり広い範囲となるので大変です。

最後に個人と相関関係が分かる「戸籍謄本」を準備することで車を売ることができます。

相続人による資産の相続をすることがあるため、所有者が死亡している場合には、親名義の車を売ることは簡単ではないですね。

車程度の資産ならばだからこそ行われないことも多いのですが、出来ることならば、遺言書を用意しておくか、簡単な資産に関しては所有権を生前に移転させておくほうが問題も生じないかもしれませんね。

車を売るときに必要な書類

次に車を売るときに必要な書類です。

先ほどの書類もあわせてみていきたいと思います。

車を売るときに必要な書類(普通車)
  • 車検証
  • 自賠責保険証
  • リサイクル券
  • 納税証明書
  • 所有者の印鑑証明書
  • 実印
  • 代理人の身分証明書
  • 譲渡証明書
  • 委任状

このほかに住所が変わっているなら、住民票が必要であったりその時々によって変わってきます。

その時の状況によって必要な書類が増えていきます。

最悪でも車検証と納税証明書、自賠責保険証とリサイクル券、印鑑証明書はそろえておきたいものです。

また委任状や譲渡証明書は、車買取業者に売る場合には相手側が用意してくれることがほとんどです。

他人名義の軽自動車を売却する場合の書類

軽自動車の場合には、先ほど説明した書類よりも少なくて大丈夫です。

車を売るときに必要な書類(軽自動車)
  • 車検証
  • 自賠責保険証
  • リサイクル券
  • 納税証明書
  • 認印
  • 代理人の身分証明書
  • 譲渡証明書
  • 委任状

軽自動車の場合には認印で良いために、印鑑証明書が必要ありません。

実印ではなく認印であることで、他人名義の軽自動車を売る場合には、普通車の名義変更を行う場合に比べて簡易的になります。

(参考:軽自動車検査協会名義変更(売買・譲渡)より)

親・他人名義の車を売る方法:まとめ

大体の法律関連の手続きは書類を集めるのが面倒なだけで手続きはそれほど難しくないものが多いです。

車についても同様で、やり方が大変というよりもやはり書類集めがネックになってきますね。

特に所有者が死亡しているケースでは、一筋縄にはいきませんね。

既にそのような状態になっていたら、仕方ありませんが所有者は早めに変更しておくに越したことはありませんね。

なによりも、税金の問題などで問題になることが多いですからなかなかほったらかしというのも難しいですが早めに変更というのは相手との関係でも車を売るときにも楽になりますからしっかりと行うようにしましょう。

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お役立ていただけたら幸いです。