ハイブリッド車のデメリット

ハイブリッド車のデメリット・問題点:3行まとめ
  • ハイブリッド車は重い分だけ運転性能は低い
  • ハイブリッド車の車体価格は高く燃費で取り戻すことは現実的に難しい
  • ハイブリッド車の中古を買うなら10年落ち付近でやってくるバッテリー交換を考えておく

 

あなたはハイブリッド車について、あまり触れられていないデメリットがあることをご存知ですか?

車の販売を担当している人にとっては、良い点は強調しますが悪い点については軽く語られる程度です。

 

これについては車が売れれば良いというわけではなく、わざわざハイブリッド車が欲しいと思って来店している客に対して、水を差す必要が無いからでしょう。

とはいえ、一般にハイブリッド車については乗りつぶす覚悟で買う場合も多く、保有期間も長くなるので後からハイブリッド車の欠点について分かっても遅すぎるのです。

 

また、ハイブリッド車のメリットについて軽く触れておきたいと思います。

 

ハイブリッド車のメリット
  • 加速性能が良い
  • 税金などの優遇措置がある
  • 燃費が良い

 

 

こちらでは、ハイブリッド車のデメリットについてお話していきます。

買う前に知りたい
業者が保証を付けたがらない理由

ボーン片桐

意外に知られていないことですが、良い車は市場に出回る前に業者間で買われてしまい、一般の人が良い車を安く買う事が出来ません。

「安い車を発見した!」ということで喜んでいられる状況ではなく、質が悪いから安いという現実を知っておく必要があります。

逆に良い中古車は高い金を出して探すことになりますが、今はネットで業者間取引されている一般非公開車両を見ることが出来ます。

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ハイブリッド車のデメリット

ハイブリッド車の欠点は上で上げた良い点について、それが得られる代償として悪い点を考えると分かり易いでしょう。

 

ハイブリッド車の良い点についてまとめると「加速が良く、燃費が良く、税金優遇がある」というものでした。

 

それとは裏返しで次の3点がハイブリッド車のデメリットになります。

 

メリットデメリット
車の性能モーターによる加速はとても良い車体が重くなり操作性に悪影響
初期費用自動車関連の税金優遇措置がある車体価格が同クラスで概ね30万円以上高い
維持費燃費が安くなりやすい7年から10年後にバッテリー交換を控えている

 

このように、ハイブリッド車のメリットとデメリットについては、良い点と悪い点で相反していることが多く、表で比較するとわかりやすいですね。

 

ハイブリッド車を買うときに、これらの状況を理解したうえで購入するならばまだしも、世間でもてはやされているハイブリッド車の良い点だけ見て買うことになれば、後々に後悔することになりかねません。

 

必ずハイブリッド車を買うときには、良い点と悪い点について、比べたうえで購入を検討するようにしてください。

 

次に、それぞれの項目について詳しくみていきましょう。

車体重量が重いと運転しにくい?

車の重心次第ではありますが、一般に車体重量が軽いほうが車は運転しやすい場合が多いです。

 

その理由は、コーナリングや加減速を行うときに影響が出てくるためです。

 

車体を動かすには、最終的にタイヤがエンジンやモーターで発生した動力、さらには現在車体が持っているエネルギーを制御することになりますが、このときに車体の重量が影響を及ぼします。

 

車体重量が軽いならば、コーナリングでタイヤに掛かる力も少なくて済みますが、車体重量が重いならば、コーナリング時にタイヤに大きく負担をかけることになります。

 

また、減速するときも車体重量が軽ければ、ブレーキやタイヤに掛かる負担も少なくて済むでしょう。

 

このように、物理的に考えると車を動かすうえでとても重要な要素となっていて、ハイブリッド車については機械的な構造により、普通のガソリン車よりも重くなることが多いのです。

車体重量が重くなっても加速は良い

ただし、加速についてはモーターによって力強く加速できるのがハイブリッド車の特徴なので、重くても問題はありません。

 

また減速時においても、このときのエネルギーを使って充電をするために全く無駄になるというわけではありませんが、運転をするうえでは車体重量が適度に軽いほうが望ましいということになります。

 

このように車体重量が重いということは運転をするうえで無駄が多くなり、副次的にモーターを利用するため加速性能は良いとしても、走行性能が落ちることにつながります。

 

モータースポーツの頂点であるF1のフォーミュラーカーは、極限まで軽量化しているところを見ると、限度はあれどやはり軽いほうが走行性能が高くなるということは分かると思います。

 

ハイブリッド車については、燃費が良くても車体価格が高いから経済的には不利!と言われることはあっても、車体重量の点で問題視することはあまりないので、ここではあえて取り上げさせてもらいました。

ハイブリッド車の仕組み

トヨタハイブリッドシステム
トヨタハイブリッドシステム 出典:https://toyota.jp/technology/powerunit/hybrid/

 

ハイブリッド車は一般の車より車体重量が重い理由は、その動力部分に起因します。

 

というのも、普通の車ならばガソリンエンジンと動力伝達部分などで済むものを、ハイブリッド車ではエンジン部分とモーター部分、それぞれの動力伝達部分のほかに、それらを統合するための機構も必要になります。

 

これは、ハイブリッド車という名前の由来からも明らかで、動力部分についてモーターとガソリンエンジンのハイブリッド(混合)であることに由来しています。

 

このモーターは電気を利用して動力を生み出しているわけですが、ブレーキなどに使われる運動エネルギーを利用して充電を行っています。

 

一般にハイブリッド車がエコであるというのは、燃費が良い点についてフォーカスされることが多いですが、実際には車体が持っているエネルギーの再利用について、効率的に行うことが出来ることが環境性能に良いとされている点に注目すべきです。

ハイブリッド車の税金:エコカー減税率について

エコカー減税率は、車の重量とJC08モードという一定の条件下における燃費基準を参照して決定されます。

 

JC08モード(ジェイシー ゼロハチモード)とは、1リットルの燃料で何キロメートル走行できるかを、いくつかの自動車の走行パターンから測定する燃費測定方法の一つである。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/JC08%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%89

 

このように、環境性能に適合しているかは量的な基準によって判断しています。

 

平成32年度燃費基準の表
車体重量が重い分だけ燃費達成基準が緩やかになっている

 

ですから、重い車で燃費が良いということはエコカー減税の適用が大きく、車体重量を重くして燃費を良くするということが規定をクリアするうえでは良いということになります。

 

車種別のエコカー減税適用表

 

こちらは各車体重量クラスの主な車とグレードですが、注目すべきはプリウスの重量であり、ミドルサイズハッチバックなのにプチバンのシエンタより重いことが確認できます。

 

そしてなんとヴェゼルのハイブリッドよりも重いのです!

 

この点を見ると、ホンダのハイブリッドとトヨタのハイブリッドでは、ハイブリッドシステムの違いによって相当に重量が異なる点がわかってもらえるでしょう。

車体が重ければ重いほど燃費基準が緩くなるエコカー減税

ハイブリッド車が重いというのは走行性能に悪影響を及ぼしますが、逆にエコカー減税の規定においては有利に作用しています。

 

ハイブリッド車の燃費は特定条件下においてガソリンエンジンの燃費に比べると良い場合が多く、車体重量も重いためにエコカー減税率は大きくなるというわけです。

 

ただし、経済的な面を考えると自動車重量税については、車の重量で税金が増える構造となっているために、車体重量が大きいことは別の側面で税金を増やすことになりかねませんので、どの点を取ると得なのか損なのかを複合的に見ることが難しい現実があります。

 

このことから、車で支出する費用について得をしたいと考えるならば厳密な計算をしない場合には、まずは車体価格の高低をみて判断するのが最も手っ取り早い計算方法です。

維持費による車体価格回収は期待しない

エコカー減税に高い燃費性能もあって、車をお得に買うならばハイブリッド車が有利と考えている方も多いようです。

 

でも、実際のところは車の費用は全ての期間を考えて支出で見るべきで、そうなってくるとハイブリッド車が有利であるとは言いがたい面があります。

 

車の維持費については、後のバッテリー交換が必要という部分でお話します。

 

こちらの段落では、高い車体価格を減税などによって効果的に減額することが困難である点についてお話します。

車体価格が高いハイブリッドモデル

一般にハイブリッド車については、同クラスのガソリン車と比べて車体価格が30万円以上高くなる場合がほとんどです。

 

確かにエコカー減税などを考えるとお得なように思え、実際に適用例で試算するとその分得であると実感します。

 

ただ、これは一昔前の話であって現在のガソリンエンジン車もエコカー減税について、それなりの適用がある場合も多いです。

 

電気自動車などの次世代技術車を除けば、車体重量に対応した燃費基準で減税率は決まりますが、近年のガソリン車はそれなりに燃費が良いのです。

車体価格を燃費で取り戻すのは難しい

これらを考えると、確かにハイブリッド車については減税率がガソリン車よりも高いのですが、高い車体価格をカバーできるほどの差ではないことが多いのです。

 

つまり何が言いたいかというと、一見すると車関連の減税を使わないともったいないと考えてしまいがちですが、実はガソリン車でも適用があり、さらには同クラス車体価格分の差を埋めるほど優位ではないということです。

 

したがって、どうしてもハイブリッド車が欲しいというケース以外では、例えば経済的理由からハイブリッド車を選ぶという場合には注意が必要であるということになります。

ハイブリッド車はバッテリー交換で大きな支出

ハイブリッド車については、バッテリーが搭載されていてそれによってモーターを動かし動力を得るのですが、この交換について考えて車を購入する方はどれだけいるでしょうか?

 

もちろん、車を3年ぐらい乗って売るという方は滅多なことがない限りはバッテリー交換をするという機会に遭遇しませんが、近年はトヨタアクアやトヨタプリウスを乗りつぶすつもりで、良いグレードを購入されるという方が増えています。

 

このような場合には、7年から10年ほどの使用でバッテリー交換時期がやってくるでしょう。

 

一般にバッテリー交換費用は安い費用ではありません。

 

今後の技術革新や資源価格の変動によりますが、ハイブリッド車のバッテリー交換については数十万円単位の費用となるでしょう。

ハイブリッド車が金銭的に得でない理由

維持費で車体価格の回収を図るなかでバッテリー交換は、ハイブリッド車を買って維持費が安くて済むという期待が裏切られるということです。

 

燃費が良い点についてはそのまま享受できますが、果たしてバッテリー交換まで考えると、良い燃費にバッテリー交換関連の費用が上乗せされることから、結局それほど変わらないか、むしろ総合的な燃料関連支出についてはハイブリッド車のほうが不利なのではないか?という場合もあるでしょう。

 

つまり、ここで言いたいことはハイブリッド車は低燃費であるから、車の維持費についても期待が出来るのではないかという点について、一方的に考えるのは良くないということです。

 

バッテリーについては、車利用と経年劣化によるところがあるために、あなたがどの程度の車を利用して、車を保有するかということを考えたうえで、車購入プランを検討する必要があります。

ハイブリッド車を中古で買うときの注意点

ハイブリッド車を中古で買ったとしたら、すぐにバッテリーの交換が必要な場合があります。

 

主にバッテリー交換について5年から10年がその期間といわれていますが、こういった数字は運転の仕方などに影響がうけることが多いのです。

 

そのため、思ったよりも早く交換時期が来ていたとして突然の出費もあるでしょう。

 

ハイブリッド車の中古車相場については、車維持費に貢献するという期待から、依然として高い金額で推移しています。

 

そのときに、お得な安い金額の中古ハイブリッド車が合った場合には、特に注意してください。

 

どうしてもその車を購入するのであれば、バッテリー交換や交換までの概算年数などについても相談したうえで購入プランを検討するようにしてください。

ハイブリッド車で人気なのは故障が少ないメーカー

ハイブリッド車ではトヨタがランキングで上位のようで、多くの方が知る限りプリウスとアクアで人気のほとんどを分けている状況にあります。

 

そこになんとかホンダフィットハイブリッドが付いていくような形になっています。

 

ところで、なぜトヨタ車がハイブリッド車で人気なのかといえば、ハイブリッドシステムの完成度にあります。

 

トヨタ以外の他メーカーは主にエンジンのアシストにハイブリッドシステムを利用していますが、トヨタの場合にはハイブリッドシステムとガソリンエンジンは両立しているシステムで、ある意味では真のハイブリッドシステムといえるのではないでしょうか。

トヨタのハイブリッド:スプリット方式

ハイブリッド スプリット方式
ハイブリッド スプリット方式 出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%89%E3%82%AB%E3%83%BC

これについては、動力の分配など機械的な技術レベルが洗練されていて、トヨタとトヨタ以外メーカーのハイブリッドシステムにはかなり差が出ているようです。

 

そして、この技術の差を知らない人でも、感覚としてトヨタのハイブリッドはすばらしいと分かることが、とてもすごいことであると感じています^^;

 

いずれにしても、ハイブリッド車の代名詞は旧来からプリウス、そして近年はそれに加えてアクアも入ってきています。

 

この趨勢はしばらく続くものであると考えていて、ハイブリッド車を買う場合にはまずはトヨタ車と比べることからはじめるというのは良い選択でしょう。

 

ハイブリッド車のデメリット・問題点:まとめ

ここまで見てきたように、経済的に優れるだろうと期待されるハイブリッド車ですが、実際のところはそれほどでもないことが分かってもらえたでしょう。

 

エコカー減税にしても、高い燃費性能に関しても、高い車体価格とバッテリー交換費用を考えると、それほど得ではなく実際にはもっとお金が掛かるかもしれません。

 

このような点を考えればハイブリッド車を選ぶのは、先進技術を搭載した車を購入するためだという部分が重視するならまだしも、経済的優位性で選ぶことはあまり望ましいことではないのです。

 

また、ハイブリッド技術は過渡期の技術であって、最終的には水素自動車か電気自動車にとって変わるものとなるために、時代が進むごとにどんどん古い技術になると考えています。

 

他方、燃料を利用したエンジンでも、日本ではあまりメジャーでなかったディーゼルエンジン搭載車もマツダ車からリリースされ、その利便性は認知され始めています。

 

特別にハイブリッド車が欲しいという場面ではなく、経済的視点に立った上で選択をするというならば、問題点や欠点が浮き彫りになることが多く、安易な車購入プランは後々に後悔することになるでしょう。

 

そのため、特に燃費や減税などの経済性によって、ハイブリッド車購入に前向きに考えていた方ほど、今一度購入に際しては注意深く考えてみることをオススメします。

 

車を長く乗るつもりで買う場合には、考えすぎて損をしてしまうということはないですからね!

 

お役立ていただけたら幸いです。