皆さんマツダ地獄という言葉は知っていますか?

 

自動車製造販売メーカーのマツダの車を買うと、また次の乗り換え購入時にもマツダに乗ることになるということを表した言葉です。

 

コレだけ聞くとなんだか良さそうな気がしますよね。

 

でもマツダ地獄の最中にいる人にとっては地獄状態であるらしく、特に家族持ちの旦那さんにとっては地獄なんだとか・・・

 

ただ、このマツダ地獄というなんだか変な言葉、実際のところ地獄というほど悪いものではなく、人によっては心地よいものとなるかもしれません。

 

今回はこの不思議な言葉、マツダ地獄についてみていきたいと思います。

 

まずは、マツダ地獄が起こる要因について、その背景を確認します。

マツダ地獄は嬉しくも悲しき連鎖

自動車製造販売メーカーであるマツダは1990年代の経営不振からなんとか車を売ろうと大きな値引きを行っていました。

 

車購入を決める場合に車体価格などの経済的支出によって選ぶなら現在持っている車もマツダ、次もマツダという連鎖がマツダ地獄というものとなります。

 

車体価格が安くなるということは、下取価格や買取額が低くなるのでさらにそれが次に買う車にマツダ車を選んでしまうというような連鎖もあります。

 

具体例をあげるとこういうことになります。

マツダ地獄とは

他のメーカーよりも安いマツダ車を買ったユーザーは車の買い替えのときに、今乗っているマツダ車を売ることになります。

 

そのときに、高く売ることが出来れば良いのですが、当然安く買った車ですから、高く売れるはずもありません。

 

そんなときに、マツダディーラーから新型プレマシーの値引き情報のはがきが届きます。

 

奥さんと相談した結果、安い車を買う羽目になるという流れになります。

 

旦那さんにとってはトヨタヴォクシーのミニバンが欲しかったのに、「またマツダかよ!」という文句も出るでしょう。

 

という流れが、マツダ地獄の具体例となります。

マツダ地獄の原因

1990年代において、他者と比べて差別化が難しかったマツダは不況に陥ってしまい、販売力を強化するために、大きな値引きを行いシェアを守ることにしました。

 

結果として、販売台数は確保できたもののブランドイメージとして安く売るメーカーとして定着してしまい、以後ずっとやる売りを余儀なくされてしまいました。

 

スバルを乗った人は次に車を買うときもスバルと買う「スバリスト」の話はありますが、消極的な理由からマツダ車を選び続ける人が皮肉でいう言葉が「マツダ地獄」というわけですね。

 

マツダ地獄のほかには「マツダパターン」という呼び方をする人もいます。

 

そう、一度マツダ地獄やマツダパターンにはまるとなかなか抜け出せません。

 

車自体も悪いということもないこともあって、決定的な抜け出しが出来ないということもあるのかもしれません。

 

でも、現在は積極的にマツダに乗りたいという層が出始めています。

最近は脱出⇒マツダ天国に!

現在のマツダはこういったイメージを払拭したく、様々な試みをしています。

 

まずデザインは非常に洗練され、欧州の車のようになっています。

 

そして技術面では、スカイアクティブエンジンやディーゼルエンジンの投入です。

ディーゼルがマツダを救った!

マツダがハイブリッド技術に力を入れる余裕がないこともあるのかもしれませんが、ガソリン車であっても燃費を向上させることでエコカーになるということで技術を磨きました。

 

また日本において本格的にディーゼルエンジンを乗用車で導入しているのはマツダだけです。

 

車体価格は高価になりますが、安い燃費と高い環境性能、そして大きなトルクは非常に魅力的です。

 

こうした試みもあって、マツダはマツダ地獄を解消しようとしています。

マツダ地獄の過去と現在

マツダ地獄とは、下取価格など車の評価額が安くなってしまうことであるとお話しましたが、当然にマツダ地獄にあった状況の車は評価額が低くなります。

 

これについて特に言及することはなく、車の販売価格が他メーカーの車よりも安いのですから、当然に評価額は安くなってしまいますよね。

 

ただ、逆にスカイアクティブテクノロジー関連の実装をしたあたりから、マツダのブランドイメージも回復して、販売のために安売りをしていませんから、このあたりからの車評価額は高くなるでしょう。

 

難しいのがどこから、いつからというのが難しいわけですが、少なくとも現在はマツダ地獄を経済的な理由から起こすことが出来なくなりました。

 

ユーザーの脱マツダ地獄時においては、かなりの出費となってしまいますから、古いマツダ車の評価時には下取や買取の評価を期待しないほうが良いでしょう。

 

逆に言えば、適当な生活の足として車が欲しい場合には、マツダ地獄時代の中古車はお宝的な存在だったといえるでしょう。

 

ちなみに現在の足としてお宝中古車は、一昔前に流行ったコンパクトカーで、現在エコカーにその座を奪われたトヨタヴィッツなどがオススメで、さすがにマツダ地獄時代の車は古すぎて乗れません^^;

マツダ地獄:まとめ

結局、マツダ地獄というネガティブな名前ですが、それほど悪いものではなかったはずです。

 

というのも、性能は悪くないはずのマツダ車ですがどうしても経営的な問題で安売りをしていただけです。

 

経済的な理由を車選びにもっているなら、結局マツダ地獄を有効に利用しているからこその言葉であり、ある意味嬉しい言葉なのかもしれません。

 

現在は、マツダ地獄が徐々になくなっていっていますが、マツダ地獄時代にマツダファンになった人にとって、今のマツダ車は多少割高ではありますが買う価値は十分にあるのではないでしょうか?

 

値引きのマツダ地獄は終わりを迎えそうですが、ファンとしてのマツダ地獄は続けて欲しいものです。

 

なお、現在ではマツダ地獄というのは、マツダを気に入った人が次にマツダを買うことなのかもしれません。

 

スバルでいうところの「スバリスト」のように、マツダをずっと好んで買うことをいつの日か「マツダ地獄」と呼ぶ日が来るかもしれませんね(笑)。

 

以上、「マツダ地獄の意味と現在」でした。

 

お役立ていただけたら幸いです。

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