車を買うときに、ほとんどの方はローンを組むことになると思います。

 

ここで気になるのが金利です。

 

一般にカーローンやクレジットは年利5%前後や高いものは年利12.0%など高めです。

ただし、金利はできれば低いに越したことはありませんよね?

 

ディーラー系のローン会社などが販売促進のために低金利のローンを用意している場合があります。

特定の条件下では低金利なローンを組むことができますが、販売店により金利は様々でした。

 

また、この特定の条件下というのは車を担保としたクレジット融資で、この融資方法のメリットやデメリットもありますから注意して確認してほしいと思います。

 

こちらでは、ディーラー系の融資と銀行系の融資について金利とその注意点を確認していきます。

 

まずは、ディーラー系の融資について表にまとめましたので、ご確認ください。

 

※2016年8月29日更新

ディーラー 金利(年利) 融資の種類
トヨタ 販売店によって異なる クレジット
日産 6%前後 クレジット
ホンダ 3.5% クレジット
三菱 3.9% クレジット
スバル 3.9% クレジット
スズキ 2.9% クレジット
ダイハツ 4.9% クレジット
マツダ 2.99% クレジット
フォルクスワーゲン 1.99% 不明
アウディ 0.99% 不明

■表記による留意点

※1.ローンとクレジットは別の融資ですが、一般にはこれらを区別せずに融資のことをローンと認識されている傾向があります。こちらでも融資のことをクレジットもあわせてローンとしています。

※2.メーカー系とディーラー系の融資は厳密には異なるわけですが、特に融資を受ける側においてはディーラーで受けられる融資のことを「ディーラー系の融資」として、銀行系などを区別している傾向があるため、こちらではメーカー系またはディーラー系を統一して「ディーラー系の融資」としています。

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融資は「種類・返済期間・金利」をチェック

融資を比較するときには、融資の種類と返済期間、そして金利を確認するようにしてください。

 

まず、融資の種類というのは、その融資がローンなのか、クレジットなのか、ということになります。

 

次に返済期間であれば、3年から5年が一般的で、長い場合には7年というケースもあります。

 

金利については説明は不要でしょうが、金利は低いに越したことはありませんが、低い金利と引き換え審査が厳しかったり、融資までに時間がかかったりします。

ローンが良いのか?それともクレジットで良い?

ローンであれば、融資を受ける人が購入する資産について所有権を保持できます。

 

対して、クレジットであれば、所有権は信販会社などが保有することになり、借入を返済するまでは所有権を獲得できません。

 

いうまでもなくローンのほうが良さそうに見えますが、融資審査がクレジット融資よりも厳しい状況であったり、金利がクレジットのほうがよかったりするので、簡単には比較することが出来ません。

 

とはいえ、融資は簡単なものから選ぶというよりも難しいものから選ぶほうが合理的に良い選択ができます。

 

そもそも、低い金利で借りることができるのにわざわざ高い利息を払うのはもったいないといえます。

 

借り入れが可能かどうかは今すぐ30秒ほどで診断確認できますので、低金利ローンが融資できるか見てみたいという方は確認するようにしてください。

 

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返済期間の長短で月々の支払い額が変動

一般に返済期間が短いほうが総支払い金額について有利になりますが、月々の支払金額は大きくなることになります。

 

そのため、月々の返済負担率で考えると、定量的に審査をされたときには、短い期間での貸し付け審査に通過しない可能性もあるでしょう。

 

他方、ボーナスが定期的に支払われる場合には、これも併用することでこの問題を解決できます。

 

総支払い金額を考えるうえで得なのかどうか、次にお話する金利とあわせて、返済期間は重要なポイントです。

金利は低いほうがよいが審査が厳しくなる

一般的に、金利が高いほど審査が緩やかであり、金利が低いほど審査が厳しい状況になります。

 

これは、貸し倒れリスクが高い人ほど金利を多くする必要があり、その逆では金利を低くしても問題ないからです。

 

他方、審査時間にも影響を及ぼす要素となり、金利が高いほど審査期間が短い場合が多いです。

 

金利は支払い期間とセットで考えるべきで、金利が高いほど支払い期間を短くするほうが望ましく、逆に金利が低いならば支払い期間を長くしても良いでしょう。

 

一番良くないのは、金利が高く、支払い期間も長い場合です。

 

こういったケースは家計を圧迫するために、できる限り避けたいところですね。

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実は現在、昔のイメージほど審査は厳しくありません。

 

⇒銀行マイカーローンの審査を通す方法

金利は変動か?それとも固定か?

良く融資で話題になるのが、固定金利が良いのか、それとも変動金利が良いのか、ということではありませんか?

 

結論から言えば、車ローンに関しては返済期間が短いために、金利変動を気にすることはそれほど無いでしょう。

 

極端に金利が動くようなケースが無いことを仮定すれば、変動金利のほうが若干有利であると考えています。

 

というのも、金利を固定するために、この金利変動リスクは固定金利の設定金利に含まれて居ます。

 

つまり、どういうことかというと固定金利のほうが変動金利よりも一般的に金利は若干高めなのです。

 

他方、変動金利といっても金利の変動については半年ごとに見直しがほとんどで、支払い金額については5年ごとの見直しです。

 

車ローンはほとんどの場合に、5年以下となることが多いので、支払い金額について洗い替えする機会も少なくなってくることが変動金利が、有利である理由となります。

 

ただ、返済金額について、変わらない場合においても利息金額については考慮されていますから、返済期間が長くなるような状況となっています。

 

そのため、現在の金利政策が低金利状態で、将来上がると予想されているときや、返済期間が長くなるときには、固定金利を選ぶという選択肢もあるでしょう。

特定の条件下での低金利融資とは

あなたはテレビCMなどで、特別金利という言葉を耳にしたことはありませんか?

 

正直なにが特別か?という感じですが、一種の販売キャンペーンであると考えてもらえたら分かり易いと思います。

 

例えば、買う車種やディーラーによって、独自の特別金利キャンペーンなどを設定している場合が多いです。

国産車であればホンダなどはかなり積極的で、ステップワゴンは長い間特別金利を設定されていますね。

 

なぜこのような、低金利があるかといえば販売戦略上の都合です。

 

つまり、ディーラーが売りたい、もしくは想定よりも売れていない車に対して、その販売力を底上げするために行うのが、このような金利キャンペーンなのです。

 

そのため、決算前などには他のディーラーよりも売りたいと考えるために、テレビCMなどでは特別金利のキャンペーンを告知するような流れになります。

 

次にこれらをディーラーごとに簡単に確認していきたいと思います。

 

なお、一般にクレジットとローンを区別せずに使うことが多く、当ページでもディーラーの融資において明らかにクレジットとしていない場合には「ローン」とさせていただきます。

 

トヨタ(販売店によって金利が異なる)

トヨタ千葉金利

トヨタは公式サイトで購入シミュレーションが可能ですが、最終的には販売店により金利が異なると案内が出ています。

 

試しに千葉県のトヨタディーラーを対象にしてみたところ、年利3.9%の融資となっていました。

 

 

他方、東京トヨペットにおいて試算した場合に、残価設定型クレジットでは年利5.8%、通常割賦においては年利7.8%という結果でした。(調査日2016年8月30日)

トヨタ東京金利

なお、トヨタファイナンスという融資もあり、こちらは年利が非公開ながらも利用した方は年利7.8%と車ローンにしては非常に高いので、できれば他の融資を探したいところです。

 

日産は若干割高(年利6%前後)

日産クレジット金利

日産のローン・ファイナンスは残価設定型クレジットによってリーフを購入するとなんと年利0.1%で組むことができます。

 

リーフはクリーンエネルギー自動車補助金(厳密には異なるがいわゆるエコカー補助金)も取得できればかなりお買い得に買うことができますね。

 

そういえば街で日産リーフをよく見かけるのはこういう事情でしたか。

 

リーフを買うなら自動車補助金も合わせて利用することにより、さらにお得になりますね。

 

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日産クレジットの試算を確認したところ、実質年利については6%前後ということなので、トヨタファイナンスよりは金利は低めなのでしょうか。

 

ホンダは金利面で有利(年利3.5%)

ホンダ金利

ホンダは多くの場合、他のディーラーよりも金利面で有利なケースが多いです

 

他のディーラーは金利について、表示したがらない傾向にありますが、ホンダの場合にはすぐに確認することが出来るでしょう。

 

金利面で絶対の自信があるということの表れであると考えています。

 

また、決算期など特に売りたい車があるときには、特別金利というものを設定して販売を行うときがあり、年利1.9%という破格の設定は大変魅力的です。

 

三菱はなかなか割安(年利3.9%)

三菱自動車金利

三菱のスーパーマイカープランで例として掲載していたところに、年利3.9%とありましたので、これを抜粋しました。

 

三菱の金利については、トヨタ、日産に比べると、金利面で割安に思えますね。

 

アウトランダーPHEVなどの、環境性能が高い自動車を購入したときには自動車補助金の申請を忘れないようにしてください。

 

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スバルもほどほどの金利(年利3.9%)

スバルファイナンス金利

スバルクレジットの試算ページより、年利3.9%という表記を確認したため、こちらに載せています。

 

同社も、ホンダ同様に期間的に特別金利を実施しているので、決算期に近いときには対応車種とあわせて確認したいところです。

 

年利3.9%はなかなか悪くないですし、ディーラー系の融資では低い金利に位置するものであると考えています。

 

スズキも金利は低め(年利2.9%)

スズキファイナンス金利

スズキファイナンスの特別金利は残価設定型クレジットのかえるプランで普通車においては年利2.9%、軽自動車に関しては年利3.9%の設定となっています。

 

対象例として、小型・普通車においては「ソリオ、ソリオ BANDIT、スイフト、スイフトスポーツ、SX4 S-CROSS、ジムニーシエラ、エスクード、ランディ、キザシ」、軽自動車においては「ラパン、ハスラー、スペーシア、スペーシアカスタム、アルト、アルトRS、ワゴンR、ワゴンRスティングレイ、MRワゴン、MRワゴンWit、ジムニー、エブリイワゴン」となっています。

 

スズキのディーラー系融資を見るときには普通車と軽自動車で金利が異なる点で、同社のメインは軽自動車であることからも、その販売政策姿勢をうかがうことが出来るでしょう。

 

ダイハツは高めの金利(年利4.9%)

ダイハツ東京金利

ダイハツ系は販売店別に金利施策を実施しているようで、比較が難しいので東京のダイハツでのお話となります。

 

年利は4.9%と他よりも高めであり、名称「ワンダフルクレジット」の名前負けしてしまうような印象があります。

 

ただ、これは東京の販売店を調査した結果であり、他の販売店についてはもっと条件の良い融資を実施している可能性はあります。

 

マツダはかなり得な金利(年利2.99%)

マツダクレジット金利

マツダクレジット(SMMオートファイナンス株式会社)が提供する残価設定型のクレジット「マツダスカイプラン」です。年利は2.99%となります。

 

対象車は「デミオ、アクセラ、アテンザ、プレマシー、ビアンテ、CX-3、CX-5、ロードスター」となり、これらはスカイアクティブテクノロジー搭載車となります。

 

前に調査したときには、もう少し年利が高かったのですが、ココに来てかなり有利に買うことが出来るようになっている状況です。

 

マツダは過去に車体価格の値引きを行って販売戦略を立てていた部分がありまして、その部分を良い意味で継承しているのかもしれませんね。

 

フォルクスワーゲンは国内ディーラーより金利低め(年利1.99%)

フォルクスワーゲン金利

外資系のディーラーは融資プランの金利が有利であることが多く、その意味では車を購入し易い状況があります。

 

最近は、富裕層でなくても外車を乗るようなケースも増えており、外車ディーラーもそういった顧客層を囲い込みことに関心があるように思えます。

 

近年は、通年有利な金利でのプランを用意している印象があるフォルクスワーゲンで、特別金利対象車を購入するときには、その恩恵を最大に享受できるでしょう。

 

Audiは金利1%を下回る場合も!(年利0.99%)

アウディ金利

2016年7月から9月末まで実施している、audi特別低金利キャンペーンを確認したところ、年利について次のプランを確認することが出来ました。

 

  • 年利0.99%
  • 年利1.99%
  • 年利2.49%
  • 年利2.99%

 

売れ筋の車ほど、高めの金利であるのは当然ですが、それであっても国産ディーラーよりはかなり低金利ですね。

ディーラー系の低金利ローン比較まとめ

ここまでディーラー系の低金利ローンを調査してきた中で、結論として金利としての数字を出したがらない融資ほど、当然ですが不利な条件が多かったということです。

 

他方、数字を全面的に出している場合には、有利である場合が多く、例えばホンダやフォルクスワーゲン、またaudiも同様ですね。

 

調査をしていて、数字を探すだけで大変だったことで、特にそれを実感する結果となりました。

 

結論として、年利にして金利4%を上回るようならば、車ローンについてはディーラー以外を検討すべきであると考えています。

 

ディーラー系のローンは値引きの引き出しに有利であったり、または審査や融資スピードで有利であることはいうまでもありませんが、高すぎる金利は良くありません。

 

元々、金利というものは、人に対して設定されるもので、特に低くなるなら良いですが、必要以上に高い金利を払うことは、全く持って無駄なのです。

 

もちろん個人によって信用力は異なり、年利8%でも足りないというケースもあるかもしれません。

 

ただ、車ローンなどの融資では、車を担保に取るような状況も多く、その場合においては金利を優遇して欲しいと考えるのも当然の状況でしょう。

 

したがって、調査した結果としては年利4%を上回る場合においては、他での融資を検討してもよいのではないかと考えています。

 

銀行系やJAなどの機関では、融資のスピードは期待できませんが、金利面では他の融資と比べると期待できますので、しっかりと比較検討したうえで決めたいところですね。

 

以上、「ディーラー系の低金利ローン比較」でした。

 

お役立ていただけたら幸いです。

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