使わない車を売ることで節約できる維持費の額

2015年調査の国税局データでは、日本の平均年収は412万円でした。

 

独り身であればそれほど不自由が無い金額ではありますが、これは平均の数字ですから年収1,000万円以上の方もいれば、年収300万円もいると思います。

 

年収というのは得られるお金であり、自由に使える金額ではありません。

 

ここから税金を払ったり年金を払ったりと生活に必要なお金を払った場合には、どのぐらい残るかというと半分ぐらいではないでしょうか。

 

そして、資産運用などをしている人を除けば、年収が高い人ほど残りにくい構造、またはそういった状況にある場合が多く、意外に家計が厳しい状態なんていうことも少なくありません。

 

このように自由に使えるお金というのは、一概に年収の高低によって比例するものではなく、多くの人にとって少しでも増やしたいと願うことであるはずです。

 

こちらでは、車を保有することがどのぐらいお金がかかるのかということを見てから、どのような方法で節約していくかをみていきたいと思います。

数字にすると結構リアルに実感!車の年間維持費

あなたの年収次第ではあると思いますが、実は結構車の維持費というものは高いものなのです。

 

当然、軽自動車と普通車では、軽自動車のほうが安くはなるわけですが、それでも車維持費を金額で見る限りではそれほど大きく変わりません。

 

こちらでは、車種別に3つのデータを比べて金額を比較できるようにしています。

 

まずはその詳細についていくつかご覧ください。

3つの車種データを比較

今回比較するデータは軽自動車からホンダN-BOX、ミニバンから日産セレナ、ハイブリッド車からトヨタプリウスです。

 

この3台に決めた理由は、現在の車トレンドを考えたうえで一般的な選択であるからです。

 

注目のポイントは思ったよりも軽自動車は車維持費について安くないということであり、どうしても維持費を安くするならば原付バイクなどにするレベルでなければそれほど変わりません。

 

つまりは、車の選択で維持費は劇的に変わるものではないことを確認してほしいと思います。

 

これらの特徴は車体価格と燃費、そして税金についてみていきましょう。

 

軽自動車代表:ホンダN-BOX
項 目 金 額
軽自動車税 ¥7,200
1年当たり自動車重量税 ¥5,700
1年当たり自賠責保険料(強制) ¥10,985
自動車保険料 ※ ¥62,000
車検費用 ¥13,400
ガソリン代 ¥70,000
駐車場代 ¥180,000
オイル交換代 ¥10,000
タイヤ代 ¥10,000
高速料金 ¥30,000
年間維持費 ¥399,285

軽自動車税と自動車重量税は安いのですが、それ以外については大きく変わりません。

 

近年の軽自動車は、グレードや装備を整えると200万円近くになってしまうことも少なくありません。

 

このことを考えると車体価格のアドバンテージも少なくなっている中で、維持費が多少優位でもあまり得でないことが分かります。

 

ミニバン代表:日産セレナ
項 目 金 額
自動車税 ¥39,500
1年当たり自動車重量税 ¥30,000
1年当たり自賠責保険料(強制) ¥12,475
自動車保険料 ※ ¥81,000
車検費用 ¥13,400
ガソリン代 ¥100,000
駐車場代 ¥180,000
オイル交換代 ¥10,000
タイヤ代 ¥20,000
高速料金 ¥30,000
年間維持費 ¥516,375

この比較の中では、最も維持費が高くなるミニバンですが、とはいえ実質的には軽自動車から10万円ほどしか変わりません。

 

たとえばミニバンを中古車で買うとして150万円で買うとした場合には、車体金額も含めた総支出で軽自動車とほとんど変わらなくなる可能性すらあります。

 

つまりは、車の種類によって車維持費の高低が、車利用の総支出で考えると、必ずしも支出節約に貢献するとは限らないということになります。

 

ハイブリッドカー代表:トヨタプリウス
項 目 金 額
自動車税 ¥39,500
1年当たり自動車重量税 ¥22,500
1年当たり自賠責保険料(強制) ¥12,475
自動車保険料 ※ ¥84,500
車検費用 ¥13,400
ガソリン代 ¥50,000
駐車場代 ¥180,000
オイル交換代 ¥10,000
タイヤ代 ¥50,000
高速料金 ¥30,000
年間維持費 ¥492,375

一般に燃費が良いというエコカーは車維持費節約の代名詞となっていて、エコカー減税関連では多少得ができる車です。

 

ただし、車体価格が同じクラスのガソリン車と30万円ほど高くなることを考えると、この維持費が安くなりやすいという点は簡単に吹き飛びます。

 

そのため、エコカーに乗るというのは先進的な車を保有できるという利点以外について、大きく有利な点は少なく、むしろ不利な点になっているというケースも少なくないことには要注意です。

 

また、車の大きさや種類によって税金関連が異なるのは当然だとしても、意外に注目して欲しいのがタイヤ代になります。

 

実は世の中にあるエコカーは燃費を出すために、エコタイヤという高価な装備を使っています。

 

プリウスのタイヤ代をご確認ください。

 

タイヤ代が50000円になっています。

 

このように、燃費が良かったとしても車体価格が高かったりタイヤ代が高かったり、はたまたバッテリーの交換費用が高かったりと意外に経済的に得ではないのがハイブリッドカーになります。

細分化したデータを比較して項目別に考えてみる

こうやってみると車が大きいから、小さいからといってもそれほど変わらないことが分かりますね。

 

ただし、軽自動車は税金関連で5万円前後の差があり若干有利であることが見て分かると思います。

 

また駐車場代が全体の3割程度を占めているのでこちらを調整できるかがかぎになってくるでしょう。

次いで自動車保険というところでしょうか。

 

ハイブリッドカーのトヨタプリウスはやはりガソリン代が安いところが明らかに分かりますが、実は気を使うほど差が出ていないことが分かります。

 

計算方法によって変わってくるでしょうが、高い車体価格と電池交換費用をどのように回収するかを考えるとさらに差は縮まってしまいますね。

 

⇒関連ページ:エコタイヤと通常のタイヤを比較

 

ここまで見てきた方は維持費を考えてあえてエコカーを選ぶという選択肢がそれほどおいしい話ではないことに気がついたのではないでしょうか。

駐車場の節約は少し手間がかかる

ここまで見てきて分かったのが駐車場代を節約できれば車の維持費の3割を解決できるようです。

 

とはいえ、駐車場代というのは地域での相場というものがある程度決まっているものです。

その中で安くするなら少しでも安いところを探すか交渉をするかというところになるでしょう。

 

地域の駐車場の空き状況によっては交渉がうまくいくこともあるでしょうから、契約の更新時には安いところの駐車場を引き合いに出して交渉してみると良いと思います。

 

⇒駐車場代金を安くする方法

軽自動車に乗り換えはそれほど効果的ではない

軽自動車と登録車(軽自動車以外の車)との違いは税金や保険をあわせても年間で60,000円前後、月間に5,000円前後です。

 

この金額が良いのか悪いのかは人それぞれでしょうけど、私としては大差は無いと思います。

 

そもそも、軽自動車は良いというのであれば軽自動車を乗れば良いし、節約するために乗り換えるほどのインパクトは無いと思いますので節約を目的に乗り換えをするのはナンセンスではありませんか?

 

⇒普通車と軽自動車の維持費比較

自動車保険料の見直しは効果が少ないがお手軽簡単

3つのデータを見て分かるのが保険料も自動車年間維持費の2割程度を占める大出費となっています。

ただし、これを節約するといってもダイレクト型にして30,000円~40,000円節約できれば良いほうでしょう。

 

けれども、簡単にできてお手軽なのはこれだけですね。

他はもっと大掛かりなものばかりですからまずは自動車保険料の見直しをするのが悪い選択ではないでしょう。

 

代理店型なら丸投げで良いでしょうけど、ダイレクト型はあなたが選択しないといけませんから比較をして決めてください。

 

あなたは、毎月余計にお金を払って
損をしているかもしれません!

自動車保険は、補償内容は同じでも会社やタイミングによって保険料が異なることをご存知でしょうか?

 

払いすぎている保険料は、見直しすることで節約することができ、平均3万円ほど、また5万円以上節約できる場合もあるから驚きですよね!

 

あなたが自動車保険料について節約したいと考えるならば、定期的な試算をすることをオススメします。

 

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車を売却してレンタカーを使うことを検討する

最近は100円からレンタカーを使うことができることを知っていますか?

 

15分100円という価格で使うことができるので、車離れといわれている昨今は非常に使い勝手が良いのではないでしょうか。

 

一日レンタルしても安いところでは5千円前後、高いところでも1万円前後ですから非常にリーズナブルですよね。

 

さらにマンションや地域単位のカーシェアリングも広まっていますので、結婚資金をためるなど目的をあって節約するなら一番オススメです。

 

私の判断基準では月3回以下の車利用では、レンタカー利用が良いと判断しています。

レンタカー代だけでも年間240,000円ですから大きな節約になるでしょう。

 

郊外や都市によって変わってきますが、あまり使う機会がない方は特にレンタカーやカーシェアリングを検討してみるのも良いのではないでしょうか?

 

⇒車を売ってレンタカーに向いている人・向いていない人

車維持費を小手先で見直しても効果が無かった

ここまで見てきてもらって感じていると思いますが、車維持費を節約できそうなことを行ったとしても、実はそれほど効果がなかったなんていうことがわかってもらえたのではないでしょうか。

 

エコカーを選択することや軽自動車を買うことにこだわったところで実際のところこんなもので、車種選択において極端な例でなければそれほど変わらないのです。

 

それよりもよっぽど車体価格の安い車を買ったり、保険の見直しなどをしたほうが効果的なことはここまでお話したとおりです。

 

特に貯金などを目的として維持費を何とかしたいと考えている方にとっては車ほど金のかかるものはありませんので、レンタカーも含めて検討すれば一番良い方法を選ぶことが出来るのではないでしょうか。

 

以上、「使わない車を売ることで節約できる維持費の額」でした。

 

お役立ていただけたら幸いです。

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