ハイブリッドカーの問題点と欠点は?

あなたはハイブリッドカーについて、あまり触れられていないデメリットがあることをご存知ですか?

 

車の販売を担当している人にとっては、良い点は強調しますが悪い点については軽く語られる程度です。

 

これについては車が売れれば良いというわけではなく、わざわざハイブリッドカーが欲しいと思って来店している客に対して、水を差す必要が無いからでしょう。

 

とはいえ、一般にハイブリッドカーについては乗りつぶす覚悟で買う場合も多く、保有期間も長くなるので後からハイブリッドカーの欠点について分かっても遅すぎるのです。

 

こちらでは、ハイブリッドカーのデメリットについてお話していきます。

 

その前にハイブリッドカーのメリットについて軽く触れておきたいと思います。

 

  • 加速性能が良い
  • 税金などの優遇措置がある
  • 燃費が良い

 

なお、メリットについて詳しいことはこちらをご覧ください。

 

⇒ハイブリッドカーの利点って?

良い面と表裏一体、ハイブリッドカーの欠点とは

ハイブリッドカーの欠点は上で上げた良い点について、それが得られる代償として悪い点を考えると分かり易いでしょう。

 

ハイブリッドカーの良い点についてまとめると「加速が良く、燃費が良く、税金優遇がある」というものでした。

 

それとは裏返しで次の3点がハイブリッドカーのデメリットになります。

 

相反する要素 メリット デメリット
車の性能 モーターによる加速はとても良い 車体が重くなり操作性に悪影響
初期費用 自動車関連の税金優遇措置がある 車体価格が同クラスで概ね30万円以上高い
維持費 燃費が安くなりやすい 5年から7年でバッテリー交換がある

 

このように、ハイブリッドカーのメリットとデメリットについては、良い点と悪い点で相反していることが多く、表により比べると明確でしょう。

 

ハイブリッドカーを買うときに、これらの状況を理解したうえで購入するならばまだしも、世間でもてはやされているハイブリッドカーの良い点だけ見て買うことになれば、後々に後悔することになりかねません。

 

必ず、ハイブリッドカーを買うときには、良い点と悪い点について、比べたうえで購入を検討するようにしてください。

 

次に、それぞれの項目について詳しくみていきましょう。

車体重量が重いと運転がしにくい?

車の重心次第ではありますが、一般に車体重量が大きくないほうが車は運転しやすい場合が多いです。

 

その理由は、コーナリングや加減速を行うときに影響が出てくるためです。

 

車体を動かすには、最終的にタイヤがエンジンやモーターで発生した動力、さらには現在車体が持っているエネルギーを制御することになりますが、このときに車体の重量が影響を及ぼします。

 

車体重量が軽いならば、コーナリングでタイヤに掛かる力も少なくて済みますが、車体重量が重いならば、コーナリング時にタイヤに大きく負担をかけることになります。

 

同様に、減速するときも車体重量が軽ければ、ブレーキやタイヤに掛かる負担も少なくて済むでしょう。

 

このように、物理的に考えると車を動かすうえでとても重要な要素となっていて、ハイブリッドカーについては機械的な構造により、普通のガソリン車よりも重くなることが多いのです。

 

ただし、加速についてはモーターによって力強く加速できるのがハイブリッドカーの特徴なので、重くても問題はありません。

 

また減速時においても、このときのエネルギーを使って充電をするために全く無駄になるというわけではありませんが、運転をするうえでは車体重量が適度に軽いほうが望ましいということになります。

 

ハイブリッドカーの仕組みについて

ハイブリッドカーは一般の車より車体重量が重い理由は、その動力部分に起因します。

 

というのも、普通の車ならばガソリンエンジンと動力伝達部分などで済むものを、ハイブリッドカーではエンジン部分とモーター部分、それぞれの動力伝達部分のほかに、それらを統合するための機構も必要になります。

 

これは、ハイブリッドカーという名前の由来からも明らかで、動力部分についてモーターとガソリンエンジンのハイブリッド(混合)であることに由来しています。

 

このモーターは電気を利用して動力を生み出しているわけですが、ブレーキなどに使われる運動エネルギーを利用して充電を行っています。

 

一般にハイブリッドカーがエコであるというのは、燃費が良い点についてフォーカスされることが多いですが、実際には車体が持っているエネルギーの再利用について、効率的に行うことが出来ることが環境性能に良いとされている点に注目すべきです。

 

エコカー減税率の決定に関する事項

エコカー減税率は、車の重量とJC08モードという一定の条件下における燃費基準を参照して決定されます。

 

このように、環境性能に適合しているかは量的な基準によって判断しています。

 

ですから、重い車で燃費が良いということはエコカー減税の適用が大きく、車体重量を重くして燃費を良くするということが規定をクリアするうえでは良いということになります。

 

ハイブリッドカーが重いというのは機械的な問題もありますが、あわせて規定的な部分にも有効に作用していることになります。

 

そのため、ハイブリッドカーの燃費は特定条件下においてガソリンエンジンの燃費に比べると良い場合が多く、車体重量も重いためにエコカー減税率は大きくなるというわけです。

 

ただし、経済的な面を考えると自動車重量税については、車の重量で税金が増える構造となっているために、車体重量が大きいことは別の側面で税金を増やすことになりかねませんので、なかなかどの点でお得ということが難しいこともあります。

 

このことから、車で支出する費用について得をしたいと考えるならば厳密な計算をしない場合には、車体価格について考慮することが最も分かり易いと考えています。

減税など効果も車体価格が高いために焼け石に水

エコカー減税に高い燃費性能もあって、車をお得に買うならばハイブリッド車が有利と考えている方も多いようです。

 

でも、実際のところは車の費用は全ての期間を考えて支出で見るべきで、そうなってくるとハイブリッドカーが有利であるとは言いがたい面があります。

 

車の維持費については、後のバッテリー交換が必要という部分でお話します。

 

こちらの段落では、高い車体価格を減税などによって効果的に減額することが困難である点についてお話します。

 

一般にハイブリッド車については、同クラスのガソリン車と比べて車体価格が30万円以上高くなる場合がほとんどです。

 

確かにエコカー減税などを考えるとお得なように思え、実際に適用例で試算するとその分得であると実感します。

 

ただ、これは一昔前の話であって現在のガソリンエンジン車もエコカー減税について、それなりの適用がある場合も多いです。

 

電気自動車などの次世代技術車を除けば、車体重量に対応した燃費基準で減税率は決まりますが、近年のガソリン車はそれなりに燃費が良いのです。

 

これらを考えると、確かにハイブリッド車については減税率がガソリン車よりも高いのですが、高い車体価格をカバーできるほどの差ではないことが多いのです。

 

つまり何が言いたいかというと、一見すると車関連の減税を使わないともったいないと考えてしまいがちですが、実はガソリン車でも適用があり、さらには同クラス車体価格分の差を埋めるほど優位ではないということです。

 

したがって、どうしてもハイブリッド車が欲しいというケース以外では、例えば経済的理由からハイブリッド車を選ぶという場合には注意が必要であるということになります。

長く乗っているとバッテリー交換が必要

ハイブリッドカーについては、バッテリーが搭載されていてそれによってモーターを動かし動力を得るのですが、この交換について考えて車を購入する方はどれだけいるでしょうか?

 

もちろん、車を3年ぐらい乗って売るという方は滅多なことがない限りはバッテリー交換をするという機会に遭遇しませんが、近年はトヨタアクアやトヨタプリウスを乗りつぶすつもりで、良いグレードを購入されるという方が増えています。

 

このような場合には、7年から10年ほどの使用でバッテリー交換時期がやってくるでしょう。

 

一般にバッテリー交換費用は安い費用ではありません。

 

今後の技術革新や資源価格の変動によりますが、ハイブリッドカーのバッテリー交換については数十万円単位の費用となるでしょう。

 

このことによって困るのは、ハイブリッドカーを買って維持費が安くて済むという期待です。

 

燃費が良い点についてはそのまま享受できますが、果たしてバッテリー交換まで考えると、良い燃費にバッテリー交換関連の費用が上乗せされることから、結局それほど変わらないか、むしろ総合的な燃料関連支出についてはハイブリッドカーのほうが不利なのではないか?という場合もあるでしょう。

 

つまり、ここで言いたいことはハイブリッドカーは低燃費であるから、車の維持費についても期待が出来るのではないかという点について、一方的に考えるのは良くないということです。

 

バッテリーについては、車利用と経年劣化によるところがあるために、あなたがどの程度の車を利用して、車を保有するかということを考えたうえで、車購入プランを検討する必要があります。

 

中古でハイブリッドカーを購入する場合は要注意!

ハイブリッドカーを中古で買ったとしたら、すぐにバッテリーの交換が必要な場合があります。

 

主にバッテリー交換について5年から10年がその期間といわれていますが、こういった数字は運転の仕方などに影響がうけることが多いのです。

 

そのため、思ったよりも早く交換時期が来ていたとして突然の出費もあるでしょう。

 

ハイブリッド車の中古車相場については、車維持費に貢献するという期待から、依然として高い金額で推移しています。

 

そのときに、お得な安い金額の中古ハイブリッド車が合った場合には、特に注意してください。

 

どうしてもその車を購入するのであれば、バッテリー交換や交換までの概算年数などについても相談したうえで購入プランを検討するようにしてください。

経済的優位性でハイブリッド車を選ぶなら良く試算する

ここまで見てきたように、経済的に優れるだろうと期待されるハイブリッド車ですが、実際のところはそれほどでもないことが分かってもらえたでしょう。

 

エコカー減税にしても、高い燃費性能に関しても、高い車体価格とバッテリー交換費用を考えると、それほど得ではなく実際にはもっとお金が掛かるかもしれません。

 

このような点を考えればハイブリッドカーを選ぶのは、先進技術を搭載した車を購入するためだという部分が重視するならまだしも、経済的優位性で選ぶことはあまり望ましいことではないのです。

 

また、ハイブリッド技術は過渡期の技術であって、最終的には水素自動車か電気自動車にとって変わるものとなるために、時代が進むごとにどんどん古い技術になると考えています。

 

他方、燃料を利用したエンジンでも、日本ではあまりメジャーでなかったディーゼルエンジン搭載車もマツダ車からリリースされ、その利便性は認知され始めています。

 

特別にハイブリッドカーが欲しいという場面ではなく、経済的視点に立った上で選択をするというならば、問題点や欠点が浮き彫りになることが多く、安易な車購入プランは後々に後悔することになるでしょう。

 

そのため、特に燃費や減税などの経済性によって、ハイブリッドカー購入に前向きに考えていた方ほど、今一度購入に際しては注意深く考えてみることをオススメします。

 

車を長く乗るつもりで買う場合には、考えすぎて損をしてしまうということはないですからね!

 

以上、「ハイブリッドカーの問題点と欠点は?」でした。

 

お役立ていただけたら幸いです。

 

あなたがアクセスできる中古車情報は全体の3割だけ

中古車情報誌のgooやカーセンサーに載っている中古車情報では全体の3割しか見ることが出来ないことを知っていますか?

一般の人が見ることが出来る情報は全体の3割

残り7割の非公開情報を見たい方はこちら

中古車探しサービス

高く売る人続出中!
査定額の差を【絶対】に見逃すな!
一括査定と下取査定で比較
一括査定利用で平均16万7811円査定額UP!(50%以上の方が10万円以上の差)
見積数を一括査定と一社で比較
一括査定利用で平均13万7757円査定額UP!(70%以上の方が5万円以上の差)
査定依頼に【1分】も時間がかかってしまいました

査定だけでももちろんOK!

売る予定なら今すぐ確認!

大手車査定業者

【車を高く売りたい方以外は見ないでください!】

>車査定相場を調べても高く売れない理由<

このページを見た人はこちらのページも見ています

  • フリードハイブリッド【DAA-GP3】
    コンパクトカーより広くミニバンよりも小さい、ちょうど良いサイズのハイブリッドはなかなか無い。   その隙間を埋めるのがフリードハイブリッドとなっています。   プリウスαがミドルサ…
  • アメリカではハイブリッドカーはエコカーではない!?
    なんとアメリカカリフォルニア州ではトヨタプリウスはエコカーの区分から外されているのをご存知ですか?   日本では、エコカーの代名詞であるトヨタプリウスですが、世界的には既に動きが出ているよう…
  • 【真実を知ったらもう買わない?】ハイブリッドカーのメリット
    ハイブリッドカーとは、日本においてプリウスを代表とする電気モーターとガソリンエンジンの組み合わせを動力とした自動車です。   一般にハイブリッドカーといえば、燃費が良く維持費が安く環境にも良…
  • ハイブリッド車を売るなら早いほうが良い
    トヨタアクアやトヨタプリウス以外にも、ミニバンやスポーツカーでもBMWi8など登場してきているハイブリッドカーですが、実はつなぎの技術なのをご存知ですか?   エコカーは最終的には燃料を直接…
  • 【スズキ車に搭載!?】マイルドハイブリッドとは
    最近、軽自動車でもハイブリッド登場!?と驚く方も多いようです。   スズキの軽自動車には、種類としてマイルドハイブリッドというシステムが搭載されているようです。   この、マイルド…