トヨタアクアの税金と維持費

2016年8月末に更新し、トヨタアクアの税金と維持費について最新の情報をお伝えしています。

 

ハイブリッド車の代名詞は、トヨタプリウスとトヨタアクアで二分している状況ですね。

 

ところで、多くの方はハイブリッド車について燃費などの維持費について安くなることを期待して買うわけですが、実のところこの状況が複雑であることをご存知でしょうか?

 

基本的に似たような区分、例えばアクアでいえばトヨタにはヴィッツという車があるわけですが、車維持費を考える上では車体価格や税金などについても考慮する必要があります。

 

つまり、ハイブリッド車について維持費が安くて済むという考えで買うと、想定外の出費もあるかもしれません。

 

ここでは、トヨタアクアを買ったときに税金と維持費について、どのように注意して買わなければいけないのかを確認していきます。

 

まずはアクア購入から掛かる金額についてみていきましょう。

トヨタアクアを買うときに必要な費用

トヨタアクアに掛かる支出はこちらになりますが、消費税以外の税金については減税が適用されます。

 

同クラスの車と比較できるように、「トヨタヴィッツ1.3リッター(車体重量は1t超エコカー区分)」の購入時支出のデータを並べてみました。

 

トヨタアクアの支出 トヨタヴィッツの支出
自動車税(1年計算) 34500円 34500円
自動車取得税 非課税 約23000円ほど
自動車重量税 免税 3700円
消費税 車体価格の8%
ガソリン(燃費) 37.0km/L 25.0km/L
自動車保険(年間) 30000円~80000円 30000円~80000円

 

ガソリンについては燃費を表示しているのですが、車の運転方法によっても変わってくるのですが、概ね実燃費はカタログ燃費の6割前後で考えておくと良いでしょう。購入時の支出としているので、参考程度にご確認ください。

 

また、自動車保険は中級程度(エコノミー車両保険付き年間保険料)の保険内容であり、等級や年齢によって差は出ますが、アクア・ヴィッツとそれほど金額が変わるものではありませんでした。

 

トヨタアクアの税金などについては減税が適用されて、おおまかには10万円前後の節約が期待できます。

 

また、購入時の支出について、トヨタアクアと同クラスのトヨタヴィッツを比べると自動車取得税以外は大差が無いことが確認できます。このことについては後に詳しくお話します。

 

各年度において必要な支出は次のようになりますが、時と場合によって変わってきますので、参考程度に見てください。

 

トヨタアクアの時系列支出
購入時 自動車税34500円(年額)と消費税
1年後 自動車税9000円
2年後 自動車税34500円
3年後(車検) 自動車税34500円と車検整備費用とその消費税
4年後 自動車税34500円
5年後(車検) 自動車税34500円と重量税15000円(2年分)、車検整備費用とその消費税

 

こうやってみると、トヨタアクアを購入してエコカー減税で得をするのは自動車重量税が5年間分免除されることと、自動車取得税を免除されることはかなり大きく、特に5年間車に乗り続けるような状態なら効果を最大限に享受できますね。

 

なお、自動車税はグリーン化税制の特例であって、エコカー減税とは違うものではありますが、両者は同様に減税効果があるために区別せずにエコカー減税としています。

税金はエコカー減税で得なのは間違いない

税金額について節約できることを考えると、やはりエコカー現在やグリーン化税制が適用されることは家計が助かるのは当然のことになります。

 

そのため、アクアなどのハイブリッド車を購入すると決め込んでいたときにはとても良い制度となりますので、適用期間内に目当ての車を登録することが出来ればいくらか得をすることが出来るでしょう。

 

ただし、購入から廃棄までの車ライフサイクル間で支出を考えると必ずしもお得とはいえないのです。

 

このことは、ハイブリッド車が車維持費が安くなるのではないかという期待と同クラスの車よりも高い車体価格を比較する必要があるでしょう。

燃費と減税は良いが高い車体価格を回収することは困難

一般に、ハイブリッド車やクリーンディーゼル車は車体価格が一般のガソリン車よりも2割~3割前後高いことがほとんどです。

 

新車販売価格で例をあげると、トヨタアクアは176万円なのに対してマツダデミオでは135万円と40万円ほどの価格差があります。

 

その高い車体価格を燃費で回収するとなると多く走らなければいけません。

 

走らせ方によって変わってきますが、多くの場合では15万km前後走らせるほど車を利用する機会がないと取り戻せません。

 

つまり、燃費が良いことが経済的なのかどうかについて考えると実はそれほど効果が大きいわけではないことがわかってもらえると思います。

エコカーは支出する総額だと得ではない理由

このように高い車体価格を燃費で回収するためには多く車を使わないといけないというジレンマがあります。

 

さらに追い討ちをかけるようにハイブリッド車には、5年~10年後にはバッテリーの交換が待っています。

 

3代目プリウスが販売されたのが、2010年前後、アクアは2011年から販売されましたので、この問題については2018年から2020年に話題にあがるものと考えています。

 

バッテリー交換の費用は安くなく、10万円から20万円の支出で、車検時と重なると50万円を超すような支出になってしまう場合もあるでしょう。

 

せっかく高い車体価格を回収したと思ったところで、また高い整備費用が掛かるわけですから、結局のところガソリン車とハイブリッド車を支出面で比較するのはあまり良いものではないことが分かりますね。

 

なお、走行によって車体価格差を回収するとした場合には、30万円分の高い車体価格を燃費で回収しようとすると7.5年で1年2万km以上は走らないといけないのでどれほど大変か分かると思います。

 

長期穂的に保有して、車を毎日使う人がようやく取り戻せるような状況であって、ハイブリッド車だから維持費が安く家計の負担が軽くなるわけでないということをご理解いただけたと思います。

アクアを選ばすヴィッツを選ぶ優位性について

トヨタアクアは依然として人気がありますが、車としてはコンパクトカーのひとつです。

 

そしてトヨタ自動車には、同クラスの車としてトヨタヴィッツがあり、こちらはガソリンエンジンの車ですので、比較するにはちょうどよい対象となります。

 

さて、具体的にアクアを選ばずにヴィッツを選ぶ優位性については、車体価格が第一に挙げられます。

 

というのも、ハイブリッド車は約30万円ほど同クラスの車と比較すると高いことがほとんどです。

 

さらに、アクアについては人気があることからか、車体価格差はさらに大きく、アクアは1761382円から、ヴィッツは1153637円からとなっています。(2016年8月末情報)

 

ヴィッツは、エンジンサイズなど様々な選択ができることを考えると140万円ぐらいからで考えると妥当かもしれませんが、それでも価格差は大きいでしょう。

 

この車体価格の開きを燃費と減税で回収するというのはとても大変で、乗り続けることが大前提、さらには良く車を使う必要があるでしょう。

 

それならば、車体価格が安い車に乗ったほうが不確実性は小さいものになるでしょう。

 

そのため、優位性について考えるならば、今メジャーではなくなってしまったヴィッツを選択できるのならば、トヨタアクアを買う場合と比べて確実に支出を節約できるものとなります。

それでもみんながトヨタアクアを選ぶ理由

アクアは総額の支出面でいえばそれほどお得というわけでないことが分かってもらえたと思います。

 

別に安くしたいなら燃費が多少安くても中古の軽自動車を破格で買ってちまちま乗ったら一番安いわけです。

 

それでもなぜ皆さんはトヨタアクアを選ぶのかといえば、やはりバランスの良さがあげられるでしょう。

 

支出が安いほうが良いなら安い車体を買えばいいというのはわかっている人が多いのです。

 

では、なぜそれを選ばないのかといえば、出来るだけ良い車を買いたい、または他の人が良いといっている車を買うほうが安心である、という思いからでしょう。

 

せっかく買う車がダサい古い車では、周りの目もありますから、それはあながち悪い考え方ではありません。

 

高級車は買うほど余裕はなく、ありきたりなコンパクトカーではやはり気が向かないというようなところが、アクアを選んでいる理由なのではないでしょうか。

 

周りの方が、あなたが車を買ったことに納得してくれて、もちろんあなた自身も納得できる選択がトヨタアクアなのだと思います。(ダサい車を買ったときの周りの方の冷たい反応は嫌ですからね^^;)

 

結局のところ、エコカーだとか維持費が安いだとか税金が免税・非課税になるというのはそれほど重要ではないのかもしれません。

 

先進的なエコカーに乗りたい、その中でも予算に見合うもの、価値のあるものを乗りたい。

 

トヨタアクアを選ぶ方はこのようなバランスの良さを無意識下で判断しているのでしょう。

 

つまりは、トヨタアクアを選ぶならば、維持費が安いからではなく、その先進性や話題性についてお金を出すという考えで買うべきであり、維持費が安くて家計が助かるから選ぶべきものではない、ということを理解して検討するようにしてくださいね。

 

ただ、どうしても支出も安く抑えたいということであれば、中古から探すのも手です。

 

その場合には、しっかりと保証がある場所から探すようにしてください。

 

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以上、「トヨタアクアの税金と維持費」でした。

 

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